2024/2/25(日)、中山記念(G2・芝1800m)が中山競馬場で開催。
データ分析結果から「とにかく先行馬!1番人気は不振!?」。詳細は記事内でご確認ください!
出走馬・騎手
出馬表
番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 |
1 | レッドモンレーヴ | 牡5 | 横山和 |
2 | ソーヴァリアント | 牡6 | 武豊 |
3 | ソールオリエンス | 牡4 | 田辺 |
4 | ジオグリフ | 牡5 | 戸崎 |
5 | ヒシイグアス | 牡8 | キング |
6 | イルーシヴパンサー | 牡6 | 岩田望 |
7 | ドーブネ | 牡5 | 吉田隼 |
8 | マテンロウスカイ | セ5 | 横山典 |
9 | エルトンバローズ | 牡4 | 西村淳 |
10 | ラーグルフ | 牡5 | 三浦 |
11 | タイムトゥヘヴン | 牡6 | 大野 |
12 | ボーンディスウェイ | 牡5 | 木幡巧 |
13 | マイネルクリソーラ | 牡5 | 津村 |
14 | エエヤン | 牡4 | Mデム |
15 | テーオーシリウス | 牡6 | 永野猛 |
16 | ホウオウリアリティ | 牡6 | 菅原明 |
過去データ
本レースの過去10年データ(2014~2023年)傾向は以下のとおりです。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 2-0-0-9 | 18.2% | 18.2% | 18.2% |
2枠 | 0-0-1-11 | 0.0% | 0.0% | 8.3% |
3枠 | 3-2-2-7 | 21.4% | 35.7% | 50.0% |
4枠 | 1-0-1-12 | 7.1% | 7.1% | 14.3% |
5枠 | 2-2-0-10 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
6枠 | 0-2-2-14 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
7枠 | 2-1-2-14 | 10.5% | 15.8% | 26.3% |
8枠 | 0-3-2-15 | 0.0% | 15.0% | 25.0% |
複勝率では内枠(1-4)23.5%に対し、外枠(5-8)25.4%で外枠優勢。本レースは第2回開催の開幕週に行われますが、データ上では外枠が強いのは意外でした。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 1-0-3-6 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
先行 | 8-5-3-19 | 22.9% | 37.1% | 45.7% |
差し | 1-4-4-30 | 2.6% | 12.8% | 23.1% |
追込 | 0-1-0-35 | 0.0% | 2.8% | 2.8% |
捲り | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
脚質データでは一目瞭然、とにかく先行馬!勝率/連対率/複勝率全てにおいて良いので、前目で競馬する馬を積極的に狙っていきたいです。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 3-0-0-7 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
2~3 | 5-2-4-9 | 25.0% | 35.0% | 55.0% |
4~6 | 2-6-3-19 | 6.7% | 26.7% | 36.7% |
7~9 | 0-2-3-25 | 0.0% | 6.7% | 16.7% |
10~ | 0-0-0-32 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1番人気は不振!?勝率こそ面目を保っていると言えますが、連対率/複勝率まで考えると、配当妙味も考えて2~6番人気を中心視したいですね。
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 4-4-6-16 | 13.3% | 26.7% | 46.7% |
5歳 | 4-4-0-23 | 12.9% | 25.8% | 25.8% |
6歳 | 1-2-2-22 | 3.7% | 11.1% | 18.5% |
7上 | 1-0-2-31 | 2.9% | 2.9% | 8.8% |
他重賞にも見られる傾向ではありますが、4歳~5歳馬が良いですね。また、7歳馬は少し割り引いて良いでしょう。
前走レース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
中山金杯 | 3-1-1-4 | 33.3% | 44.4% | 55.6% |
マイルCS | 1-0-2-5 | 12.5% | 12.5% | 37.5% |
有馬記念 | 1-0-0-6 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
東京新聞杯 | 0-1-0-7 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
AJCC | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
OPクラス | 0-1-2-18 | 0.0% | 4.8% | 14.3% |
秋G1で活躍した一線級の馬が年明けの始動戦で出走することが多いですが、最も良いのは中山金杯組。このデータは意外と盲点かもしれませんので、該当馬はおさえておきたいです。
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 4-3-2-11 | 20.0% | 35.0% | 45.0% |
2着 | 3-2-3-5 | 23.1% | 38.5% | 61.5% |
3着 | 0-1-1-8 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
4着 | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5着 | 1-1-2-5 | 11.1% | 22.2% | 44.4% |
6~9着 | 1-3-0-18 | 4.5% | 18.2% | 18.2% |
10着~ | 1-0-1-40 | 2.4% | 2.4% | 4.8% |
明らかにプラス要素と思えるのは前走1~2着馬でしょうか。あとは、2ケタ着順の馬は少し避けた方が良さそうですね。
前走場所 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東京 | 2-4-4-27 | 5.4% | 16.2% | 27.0% |
中山 | 4-1-1-21 | 14.8% | 18.5% | 22.2% |
京都 | 2-2-3-13 | 10.0% | 20.0% | 35.0% |
阪神 | 1-1-0-6 | 12.5% | 25.0% | 25.0% |
海外 | 1-1-1-8 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
その他 | 0-1-1-17 | 0.0% | 5.3% | 10.5% |
これといった強い傾向はないですが、中央4場+海外帰りの馬を中心視しましょう。
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3週 | 0-1-0-13 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
4週 | 0-2-2-8 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
5~9週 | 4-2-1-22 | 13.8% | 20.7% | 24.1% |
10~25週 | 4-5-6-36 | 7.8% | 17.6% | 29.4% |
半年以上 | 2-0-1-9 | 16.7% | 16.7% | 25.0% |
コチラのデータもあまり強い傾向はないですね。間隔が3週以下であれば、少しマイナス要素かなというくらいでしょうか。
コース傾向
1936年に中山・芝3200mハンデキャップ競走として創設。現在は春シーズン第2回開催に芝1800m別定戦で行われています。上半期のビッグレースを目標とする実績馬の始動戦として定着しており、優勝馬には大阪杯の優先出走権が付与されます。
また、近年はドバイ国際競走、香港のクイーンエリザベス2世カップなど海外レースに臨む馬も見られ、ステップレースとしての価値も高まるようになりました。
中山・芝1800m(内回り)
スタンド前からのスタートで内回りコースを1周するコース形態。1コーナーまで200mと短く、かつ、2コーナー手前まで上り坂のため、前半のペースは上がりづらいです。
一方、ここから向正面にかけては下り勾配で、その後は4コーナーまで平坦コース。下り坂でペースアップした勢いのまま最後の直線を迎えます。
ゴール前の直線は310mで中山名物の急坂があります。この急坂で一気に失速する馬も見られるため、直線までスタミナを切らさず、坂に負けないパワーのある馬が好走しやすいと言えます。
馬場傾向・展開予想
当日の馬場傾向、及び、レースの展開を予想します。
馬場傾向
天候
曇り→雨
馬場
稍重
使用コース
Aコース:全体的には概ね良好な状態
開幕週の中山コース、芝の状態は抜群に良いですが、お天気が少し気になりますね。
前日の芝レースは全て稍重、日曜の天気はAM曇り・PM弱雨の予報なので、馬場状態は良までは回復しないと見ています。
なお、土曜の9~11Rは前残りの結果でしたので、やはり先行する馬を中心に狙いたいと思います。
展開予想
逃げ:⑮
先行:⑦⑨⑫⑭
差し:②③④⑤⑧⑬⑯
追込:①⑥⑩⑪
逃げ候補は⑮テーオーシリウス、⑦ドーブネの2頭。⑦は控える競馬もしているので、⑮が先手をとると見ています。
開幕週ということもあり、前目の位置に取りたい騎手が多いと思います。ペースはミドル~ハイと予想します。
レース予想
これまでの内容を踏まえ、本レースの最終見解を発表します。
予想印
◎:⑨エルトンバローズ
〇:②ソーヴァリアント
▲:⑥イルーシヴパンサー
△:⑫ボーンディスウェイ
本命は⑨エルトンバローズ。データ的に1番人気が不振なのは少し気になりますね。
ただ、マイルCSでも4着と健闘しましたし、先行力のある4歳馬と後押しするデータもあるため、1番手評価にします。
対抗は②ソーヴァリアント。前走は大きく崩れましたが、先行した馬が総崩れしたので、度外視したいですね。
先団を見る位置で内枠を活かして、ロスなく直線に迎えることができれば、上位も十分に狙えると考えています。
あとは、昨年のリベンジを狙う⑥イルーシヴパンサー、先行かつ中山金杯組の⑫ボーンディスウェイまで印を付けました。
馬券は頭数を絞ったので、BOXで買おうと思います!