2024/2/18(日)、フェブラリーステークス(G1・ダ1600m)が東京競馬場で開催。
データ分析結果から「1番人気は理屈抜きで買い目に入れよ!」。詳細は記事内でご確認ください!
出走馬・騎手
出馬表
番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 |
1 | イグナイター | 牡6 | 西村淳 |
2 | シャンパンカラー | 牡4 | 内田博 |
3 | ミックファイア | 牡4 | 矢野貴 |
4 | ドゥラエレーデ | 牡4 | ムルザバ |
5 | オメガギネス | 牡4 | ルメール |
6 | カラテ | 牡8 | 菅原明 |
7 | ガイアフォース | 牡5 | 長岡禎 |
8 | セキフウ | 牡5 | 武豊 |
9 | ペプチドナイル | 牡6 | 藤岡佑 |
10 | タガノビューティー | 牡7 | 石橋脩 |
11 | キングズソード | 牡5 | 岩田望 |
12 | スピーディキック | 牝5 | 御神本 |
13 | レッドルゼル | 牡8 | 北村友 |
14 | ウィルソンテソーロ | 牡5 | 松山 |
15 | ドンフランキー | 牡5 | 池添 |
16 | アルファマム | 牝5 | キング |
過去データ
本レースの過去10年データ(2014~2023年)傾向は以下のとおりです。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0-0-0-19 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2枠 | 3-0-2-14 | 15.8% | 15.8% | 26.3% |
3枠 | 1-1-2-16 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
4枠 | 2-1-1-16 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
5枠 | 0-2-3-15 | 0.0% | 10.0% | 25.0% |
6枠 | 2-0-2-16 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 2-2-0-16 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
8枠 | 0-4-0-16 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
複勝率で見ると内枠(1-4)16.7%・外枠(5-8)21.3%と外枠が好成績。枠単体では1枠が過去10年で馬券内ゼロとなっており、マイナス要素として考えておきましょう。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
先行 | 6-1-2-31 | 15.0% | 17.5% | 22.5% |
差し | 2-6-4-45 | 3.5% | 14.0% | 21.1% |
追込 | 1-2-4-44 | 2.0% | 5.9% | 13.7% |
東京ダートは芝コース並みに直線が長く、差し/追込馬でも複勝圏内に十分届きます。ただし、勝ち馬を見ると、最も勝率が良いのは先行馬であることをおさえておきたいです。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 5-2-2-1 | 50.0% | 70.0% | 90.0% |
2~3 | 3-3-2-12 | 15.0% | 30.0% | 40.0% |
4~6 | 1-3-3-23 | 3.3% | 13.3% | 23.3% |
7~9 | 0-1-3-26 | 0.0% | 3.3% | 13.3% |
10~ | 1-1-0-66 | 1.5% | 2.9% | 2.9% |
人気上位ほど好成績になるのは一般的な傾向ではありますが、1番人気は理屈抜きで買い目に入れることをオススメします!
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 4-1-1-19 | 16.0% | 20.0% | 24.0% |
5歳 | 4-4-4-24 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
6歳 | 2-1-3-27 | 6.1% | 9.1% | 18.2% |
7上 | 0-4-2-58 | 0.0% | 6.3% | 9.4% |
これといった強い傾向は見られないものの、4歳馬<5歳馬の連対率/複勝率になっており、他の重賞と比較すると逆転している点が少し気になりました。
前走レース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
根岸S | 4-2-3-49 | 6.9% | 10.3% | 15.5% |
チャンピC | 3-3-2-9 | 17.6% | 35.3% | 47.1% |
東海S | 2-1-1-16 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
川崎記念 | 0-2-0-13 | 0.0% | 13.3% | 13.3% |
東京大賞典 | 0-1-2-13 | 0.0% | 6.3% | 18.8% |
OPクラス | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
どのレースも似たような成績の中で、唯一とび抜けて良いのは前走チャンピオンC組。12月1週→2月3週と2か月強しかレース間隔が空いてないこともあり、実績馬の好走パターンが多いですね。
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 6-3-3-25 | 16.2% | 24.3% | 32.4% |
2着 | 0-3-2-14 | 0.0% | 15.8% | 26.3% |
3着 | 0-1-1-13 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
4着 | 0-1-0-13 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
5着 | 0-0-1-12 | 0.0% | 0.0% | 7.7% |
6~9着 | 2-2-1-29 | 5.9% | 11.8% | 14.7% |
10着~ | 2-0-2-21 | 8.0% | 8.0% | 16.0% |
前走1着馬はプラス要素、前走2着馬は少しプラス要素との印象。また、前走6~9着・10着以下の巻き返しもソコソコあるので、前走成績が悪いからといって、馬券対象から外すのは危険かも・・
前走場所 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東京 | 4-2-4-50 | 6.7% | 10.0% | 16.7% |
中山 | 1-0-0-2 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
中京 | 5-4-3-25 | 13.5% | 24.3% | 32.4% |
京都 | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
阪神 | 0-0-1-2 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
地方 | 0-4-2-38 | 0.0% | 9.1% | 13.6% |
前走レースデータと密にリンクしていまして、チャンピオンCが中京開催のため、上記の結果になっていると考えられます。
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2週 | 0-0-0-11 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3週 | 4-4-3-59 | 5.7% | 11.4% | 15.7% |
4週 | 2-1-1-18 | 9.1% | 13.6% | 18.2% |
5~9週 | 1-1-2-23 | 3.7% | 7.4% | 14.8% |
10~25週 | 3-4-4-17 | 10.7% | 25.0% | 39.3% |
これも前走レースデータと関係してそうで、チャンピオンカップとフェブラリーSのレース間隔が11週。再度のお伝えになりますが、実績馬を中心に狙っていきましょう。
コース傾向
1984年に創設されたフェブラリーハンデキャップ(G3)が前身で、創設時から東京ダート1600mで開催されています。
1994年にG2(別定)に格上げ、レース名もフェブラリーステークスに変更、更に1997年にJRA初のダートG1(定量)に格上げされ、国内の上半期のダート最強馬決定戦に位置付けられております。
東京・ダ1600m
芝コースからスタートし、150mほど走ってからダートコースへ合流後にワンターンする形態。向正面で少し上りがありますが、4コーナーまでほぼ下りとなるため、平均的に速い流れになりやすいです。
4コーナーを回ると直線半ばまで勾配差2.4mの上り坂が続き、その後はゴールまで約200mは平坦。直線の坂で脚が上がる馬も多く、スピードタイプだけでは押し切りにくいのが特徴です。
馬場傾向・展開予想
当日の馬場傾向、及び、レースの展開を予想します。
馬場傾向
天候
晴れ
馬場
良
週末の雨の心配はなさそう。馬場が渋るとダートコースは脚抜きが良くなり、前が止まらないことも多々ありますが、そういったケースは考えなくて良いと思います。
東京のダート直線は約500m。前半の300mは坂もあるのでバテやすく、差し/追込も十分に届くフラットな状態と判断します。
展開予想
逃げ:⑮
先行:①④⑤⑨
差し:②③⑥⑦⑧⑪⑭⑮
追込:⑩⑫⑬⑯
大方の予想どおり⑮ドンフランキーが先手を取ると見ています。
ただし、かなり外枠になったこと、内に①イグナイター、④ドゥラエレーデと逃げても良い先行馬がいるのは不気味ですね。
上記からスローペースは考えにくいです。⑮がスタート良ければ、ミドルペース。
⑮が手綱おしてハナを切るような展開になれば、ハイペースも十分に考えらえるのではないでしょうか。
レース予想
これまでの内容を踏まえ、本レースの最終見解を発表します。
予想印
◎:⑭ウィルソンテソーロ
〇:⑤オメガギネス
▲:⑪キングズソード
△:④ドゥラエレーデ
本命は⑭ウィルソンテソーロ。チャンピオンC2着の上り36.6秒の末脚は大したもの。
今回は外枠を引いたので、中団あたりでの競馬になりそうですが、直線の末脚が活きる展開になると思いますよ!
対抗は⑤オメガギネス。登録時点では除外対象でしたが、賞金上位が回避し出走できたのは運もありますね~。
実績は劣りますが、データ分析で触れた1番人気&先行馬に該当するので、買い目には当然いれるべきでしょう。
3番手は⑪キングズソード。前走思ったほどキレがなく、5着に敗れたのは心配ではあります。
しかし、その分人気を落としてますし、5走前のアンタレスSのような脚が使えれば、上位に来れると見ています。
4番手は④ドゥラエレーデ。ムルザバエフ騎手が3戦連続で継続騎乗できるのは非常に心強い。
ただし、今回は展開が速くなると見ているので、2~3番手に付けそうなこの馬の評価を少し下げました。