【神戸新聞杯2023予想】出走予定馬・データ分析

1984年のグレード制導入時はG3であったが、1987年にG2へ格上げされました。また、1995年から菊花賞トライアルとなり、現在は3着までに優先出走権が与えられます。

2000年の番組改定で京都新聞杯が5月に移動、関西圏で唯一の菊花賞トライアルとなったため、有力馬が秋の始動戦に選ぶことが多いです。

 

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出走馬・騎手

出馬表

馬名性齢騎手
1サスツルギ牡3北村宏
2ショウナンバシット牡3Mデム
3サトノグランツ牡3川田
4ロードデルレイ牡3坂井瑠
5バールデュヴァン牡3古川吉
6サヴォーナ牡3池添
7ファントムシーフ牡3武豊
8マイネルラウレア牡3横山武
9ビキニボーイ牡3松若
10ナイトインロンドン牡3和田竜
11シーズンリッチ牡3角田河
12スマートファントム牡3岩田望
13ハーツコンチェルト牡3松山

 

注目馬

本レースの出走予定馬の中から、主な注目馬をピックアップしました。

 

ファントムシーフ

ファントムシーフ(牡3)
西村厩舎(栗東)、ターフ・スポート

2023年5月28日 東京 東京優駿(G1)
8着 (3人気) 芝2400 良 (武豊)

2023年4月16日 中山 皐月賞(G1)
3着 (1人気) 芝2000 重 (ルメール)

2023年2月12日 東京 共同通信杯(G3)
1着 (3人気) 芝1800 良 (ルメール)

 

Memo

ダービーは発馬が良くなく、中団やや後ろからの位置になり、3コーナーで少しポジションを上げたものの、かなりペースが遅く、直線で上位に食い込むところまではイケませんでした。

力負けではなく、展開負けだと考えてますので、秋初戦での巻き返しに期待したいです。

 

ハーツコンチェルト

ハーツコンチェルト(牡3)
武井厩舎(美浦)、グリーンファーム

2023年5月28日 東京 東京優駿(G1)
3着 (6人気) 芝2400 良 (松山)

2023年4月29日 東京 青葉賞(G2)
2着 (2人気) 芝2400 良 (松山)

2023年3月18日 阪神 若葉S(L)
4着 (1人気) 芝2000 稍重 (松山)

 

Memo

中京の新馬戦で2着に8馬身差をつける圧勝を飾り、素質が注目されておりましたが、その後は結果がなかなか付いてきませんでした。

それでも、近走は青葉賞(G2)2着・東京優駿(G1)3着と底力を証明できたので、前哨戦のメンバなら当然上位と考えています。

 

サトノグランツ

サトノグランツ(牡3)
友道厩舎(栗東)、里見治

2023年5月28日 東京 東京優駿(G1)
11着 (7人気) 芝2400 良 (川田)

2023年5月6日 京都 京都新聞杯(G2)
1着 (1人気) 芝2200 良 (川田)

2023年3月11日 阪神 ゆきやなぎ賞
1着 (2人気) 芝2400 良 (坂井瑠)

 

Memo

前走は大外18番で後方からの競馬になったこともありますが、京都新聞杯(G2)より格段に相手が強く、高い壁に阻まれた印象が強いです。

夏場は休養にあてたことで成長を見込めると考えますので、トライアルで一流どころ相手にどこまで戦えるかは注目しておきたいです。

 

ナイトインロンドン

ナイトインロンドン(牡3)
大竹厩舎(美浦)、窪田芳郎

2023年7月30日 札幌 阿寒湖特別
1着 (1人気) 芝2600 良 (和田竜)

2023年6月17日 東京 3歳上1勝クラス
1着 (1人気) 芝2400 良 (田辺)

2023年4月23日 東京 3歳未勝利
1着 (2人気) 芝2400 良 (和田竜)

 

Memo

サスツルギ・ロードデルレイなど夏場で2勝クラスを勝ち上がった馬は他にもいますが、菊花賞を見据えた夏場の上がり馬としては、この馬を1番手評価としたいです。

父グレーターロンドンは現役時代、マイル中心に活躍しましたが、母父のメジロマックイーンがこの馬に長距離適正をもたらしており、菊花賞が楽しみな1頭だと感じております。

 

データ分析

過去10年データ、当該コースデータからレース傾向をまとめました。

 

過去10年データ

本レースの過去10年データ(2013~2022年)傾向は以下のとおりです。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠1-0-2-117.1%7.1%21.4%
2枠0-1-2-130.0%6.3%18.8%
3枠2-2-1-1211.8%23.5%29.4%
4枠2-1-1-1311.8%17.6%23.5%
5枠4-1-1-1123.5%29.4%35.3%
6枠0-1-1-150.0%5.9%11.8%
7枠0-2-1-180.0%9.5%14.3%
8枠1-2-1-184.5%13.6%18.2%

複勝率は内枠(1-4)23.4%・外枠(5-8)19.5%で内枠が若干有利、勝率/連対率は3枠~5枠が突出して良くなっています。

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ1-0-1-810.0%10.0%20.0%
先行4-1-2-3110.5%13.2%18.4%
差し3-5-4-425.6%14.8%22.2%
追込1-4-3-302.6%13.2%21.1%
捲り1-0-0-0100%100%100%

複勝率は差し/追込が20%を超えており、逃げ/先行を上回るデータになっています。ほとんどのレースは逃げ/先行が良いので、それが逆転していることは覚えておくべきでしょう。

 

人気着別度数勝率連対率複勝率
16-1-0-360.0%70.0%70.0%
2~33-4-3-1015.0%35.0%50.0%
4~61-2-3-243.3%10.0%20.0%
7~90-2-3-240.0%6.9%17.2%
10~0-1-1-500.0%1.9%3.8%

1番人気は勝率60.0%・連対率/複勝率70.0%、2~3番人気は複勝率50.0%でこの点はかなり優秀。馬券の軸は素直に上位人気を選択した方が良いかもですね。

 

前走レース名

  • ダービー(G1):9-6-2-31/48
  • ラジオNIKKEI賞(G3):0-0-1-5/6
  • OPクラス:0-0-2-9/11
  • 2勝クラス:0-4-3-30/37
  • 1勝クラス:0-0-2-20/22

過去10年の1~2着馬、全20頭中15頭が前走ダービー組。上がり馬よりも実績馬が有利かなと考えています。

 

前走着順

  • 1着:5-3-3-31/42
  • 2着:2-0-4-13/19
  • 3着:1-2-0-11/14
  • 4着:1-2-0-6/9
  • 5着:0-0-0-6/6
  • 6~9着:1-1-2-17/21
  • 10着~:0-2-1-26/29

複勝率では1~4着までが20%超え、6着以下は20%未満となっていますね。前走4着まではプラス要素と考えたいです。

 

当該コースデータ

2020年以降のレース結果(阪神・芝2400m)を対象にデータを抽出しました。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠9-6-5-5212.5%20.8%27.8%
2枠10-6-8-4813.9%22.2%33.3%
3枠5-7-9-546.7%16.0%28.0%
4枠7-8-12-528.9%19.0%34.2%
5枠4-5-4-734.7%10.5%15.1%
6枠8-15-6-638.7%25.0%31.5%
7枠10-13-10-699.8%22.5%32.4%
8枠11-2-9-8410.4%12.3%20.8%

複勝率は内枠(1-4)30.9%・外枠(5-8)25.1%、コース傾向としては内枠有利と考えて良いと思います。

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ10-6-3-4615.4%24.6%29.2%
先行29-30-29-13313.1%26.7%39.8%
差し15-20-22-1377.7%18.0%29.4%
追込9-5-5-1664.9%7.6%10.3%
捲り1-1-4-135.3%10.5%31.6%

複勝率は逃げ/先行37.4%・左記以外が20.6%、過去10年傾向とは逆で前有利。これがほとんどのレースに当てはまる一般的な傾向ですね。

 

騎手着別度数勝率連対率複勝率
川田8-4-7-632.0%48.0%76.0%
松山5-3-1-2017.2%27.6%31.0%
和田竜4-6-5-1513.3%33.3%50.0%
岩田望4-3-0-2711.8%20.6%20.6%
坂井瑠4-2-1-1221.1%31.6%36.8%

川田騎手はサトノグランツ、松山騎手はハーツコンチェルト、和田竜騎手はナイトインロンドン、岩田望騎手はスマートファントム、坂井瑠騎手はロードデルレイに騎乗予定。

 

厩舎着別度数勝率連対率複勝率
友道9-4-3-837.5%54.2%66.7%
池江3-4-1-1513.0%30.4%34.8%
寺島3-3-2-249.4%18.8%25.0%
矢作3-1-3-1911.5%15.4%26.9%
長谷川3-1-0-533.3%44.4%44.4%

友道厩舎からサトノグランツが出走予定。

 

レース予想

週中の雨の影響で土曜の阪神ダートは稍重でしたが、芝は全レース良馬場。日曜の天気予報では雨の心配はなさそうなので、引き続き良馬場での開催が濃厚です。

また、今週からA→Bコースへ変更、内側の傷んだ箇所はカバーされたため、やはり経済コースを通った馬が有利だと思います。

 

ペース予想に入ります。前走逃げて勝利したサヴォーナがすんなりハナを切ると予想。

他に競りかける馬はいなさそうなので、ペースは平均~スローとややゆったりした流れになると考えます。

 

予想印

◎:⑦ファントムシーフ
〇:⑪シーズンリッチ
▲:③サトノグランツ
△:①サスツルギ

 

本命はファントムシーフ。

上で述べたとおり、ダービーは力負けではないと思います。スタート決めて中団前あたりでスムーズに競馬できれば、勝ち負けできるでしょう。

 

対抗はシーズンリッチ。

展開にも恵まれたものの、ダービー7着は立派ですね。安定して前で競馬できる点が魅力で、少し外枠になりましたが、問題ないと思います。

 

3番手評価はサトノグランツ。

ダービーは後方からになりましたが、基本的には先行タイプ。枠も良いですし、逆転も十分にあると見ています。

 

穴はサスツルギ。

右回り経験がないのが不安要素ですが、距離適性と1枠1番を活かして、内をつく競馬ができれば面白い1頭です。

 

最後に1番人気が予想される⑬ハーツコンチェルトについて。

大外になりましたし、右回りの実績がないので、馬券妙味が薄いと判断し、今回は無印とさせていただきました。

 

OYAYUBI競馬

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10/1(日) スプリンターズS(G1)

的中実績

9/17(日) 兵庫特別 176,400円的中
(3連単 600円×9点=計5400円)

-重賞レース