【オールカマー2023予想】出走予定馬・データ分析

出走馬に広く門戸を開けたレースとして1955年に創設され、以前は地方競馬招待競走として、ジャパンC出走を目指す地方馬同士の争いが注目を集めた時代もありました。

その後、1995年にG2に格上げ、2014年から優勝馬に天皇賞秋の優先出走権が与えられております。

 

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出走馬・騎手

出馬表

馬名性齢騎手
1ロングランセ5丹内
2タイトルホルダー牡5横山和
3アサマノイタズラ牡5嶋田純
4マテンロウレオ牡4横山典
5アラタ牡6田辺
6ジェラルディーナ牝5団野
7ガイアフォース牡4西村淳
8ゼッフィーロ牡4戸崎
9チェスナットコート牡9田中学
10エヒト牡6菅原明
11ノースブリッジ牡5岩田康
12ハヤヤッコ牡7浜中
13ローシャムパーク牡4ルメール
14マリアエレーナ牝5三浦
15ウインマリリン牝6松岡

 

注目馬

本レースの出走予定馬の中から、主な注目馬をピックアップしました。

 

タイトルホルダー

タイトルホルダー(牡5)
栗田徹厩舎(美浦)、山田弘

2023年4月30日 京都 天皇賞春(G1)
中止 (1人気) 芝3200 稍重 (横山和)

2023年3月25日 中山 日経賞(G2)
1着 (2人気) 芝2500 不良 (横山和)

2022年12月25日 中山 有馬記念(G1)
9着 (2人気) 芝2500 良 (横山和)

 

Memo

昨年、天皇賞春・宝塚記念を快勝し、JRA最優秀4歳以上牡馬に選出された本馬はこのレースが秋の始動戦となります。

前走は右前肢ハ行で競走中止、3走前は9着に惨敗と危うい面も見せつつありますが、存在感を再度示すためにも負けられない1戦になると考えています。

 

ジェラルディーナ

ジェラルディーナ(牝5)
斉藤崇厩舎(栗東)、サンデーレーシング

2023年6月25日 阪神 宝塚記念(G1)
4着 (3人気) 芝2200 良 (武豊)

2023年4月30日 香港 QE2世C(G1)
6着 芝2000 良 7頭 (Cデムーロ)

2023年4月2日 阪神 大阪杯(G1)
6着 (5人気) 芝2000 良 (岩田望)

 

Memo

今春はあまり良い結果が出ておりませんが、前走は勝ちに行く競馬をして、直線では一旦先頭というシーンまで見られました。

昨秋はオールカマー・エ女王杯を連勝し、G1馬の仲間入りを果たしたきっかけにもなりましたので、今年も実力上位に期待したいと思います。

 

ガイアフォース

ガイアフォース(牡4)
杉山晴厩舎(栗東)、KRジャパン

2023年6月4日 東京 安田記念(G1)
4着 (8人気) 芝1600 良 (西村淳)

2023年4月23日 京都 マイラーズC(G2)
2着 (4人気) 芝1600 良 (西村淳)

2023年1月22日 中山 AJCC(G2)
5着 (1人気) 芝2200 良 (ルメール)

 

Memo

今年の初戦はオールカマーと同条件のAJCCで5着に敗れた後、マイル路線に転向し、一流のマイラー相手にも十分戦える内容だったと思います。

個人的にはそのままマイル路線のローテを見越していましたが、秋はこのレースから始動ということで、中距離路線に戻ってどうなのかなとの思いはあります。

 

ウインマリリン

ウインマリリン(牝6)
手塚厩舎(美浦)、ウイン

2023年8月20日 札幌 札幌記念(G2)
9着 (6人気) 芝2000 稍重 (松岡)

2023年3月25日 ア首 ドバイSC(G1)
6着 芝2410 良 10頭 (レーン)

2022年12月11日 香港 香港ヴァーズ(G1)
1着 芝2400 良 10頭 (レーン)

 

Memo

前走は道中3番手につけるこの馬らしいレース運びも、前が総崩れになりましたので、完全な力負けというよりは展開が向かなかった面が大きいと考えてます。

6歳シーズンは2戦してまだ結果が出てない事実もありますので、叩き2戦目の今回はやはり結果が欲しいところですね~!

 

ローシャムパーク

ローシャムパーク(牡4)
田中博厩舎(美浦)、サンデーレーシング

2023年7月16日 函館 函館記念(G3)
1着 (1人気) 芝2000 稍重 (ルメール)

2023年5月28日 東京 むらさき賞
1着 (1人気) 芝1800 良 (レーン)

2023年3月19日 中山 スピカS
5着 (1人気) 芝1800 重 (戸崎)

 

Memo

前走は2馬身差を付けての快勝、条件戦からの連勝を飾るとともに、重賞初制覇を果たしました。

サマーシリーズのチャンピオンを狙わず、秋に向けて2か月間隔を空けてきましたので、相手は強くなりますが、良いレースを期待したいです。

 

データ分析

過去10年データ、当該コースデータからレース傾向をまとめました。

 

過去10年データ

本レースの過去10年データ(2013~2022年)傾向は以下のとおりです。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠1-5-0-87.1%42.9%42.9%
2枠2-1-1-1113.3%20.0%26.7%
3枠1-2-2-106.7%20.0%33.3%
4枠1-1-1-136.3%12.5%18.8%
5枠1-0-4-135.6%5.6%27.8%
6枠3-0-1-1416.7%16.7%22.2%
7枠0-0-1-190.0%0.0%5.0%
8枠1-1-0-204.5%9.1%9.1%

1番目を引くのは1枠の連対率/複勝率がともに42.9%であること。内枠(1~4)全体でも複勝率は30.0%と有利で、外枠の中でも7~8枠は厳しいデータと言えそうです。

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ1-0-0-910.0%10.0%10.0%
先行4-4-3-2411.4%22.9%31.4%
差し4-5-5-338.5%19.1%29.8%
追込1-1-1-412.3%4.5%6.8%
捲り0-0-1-10.0%0.0%50.0%

先行と差しの複勝率が30%前後と良いですね!また、直線の短い中山コースということもあり、追込ではかなり厳しいと見ています。

 

人気着別度数勝率連対率複勝率
12-2-1-520.0%40.0%50.0%
2~33-5-4-815.0%40.0%60.0%
4~64-2-2-2213.3%20.0%26.7%
7~91-1-2-263.3%6.7%13.3%
10~0-0-1-470.0%0.0%2.1%

1~3番人気の上位人気勢は連対率40.0%・複勝率50.0%~60.0%と安定した成績を残しているので、馬券妙味は薄れるからと言って、人気に逆らうのはヤメた方が良いでしょう。

 

年齢着別度数勝率連対率複勝率
3歳0-0-0-00.0%0.0%0.0%
4歳4-5-2-1316.7%37.5%45.8%
5歳5-3-6-379.8%15.7%27.5%
6歳1-2-1-283.1%9.4%12.5%
7上0-0-1-300.0%0.0%3.2%

連対率37.5%・複勝率45.8%の4歳馬が1歩リードしているのでプラス要素、逆に7歳以上はかなりマイナス要素なので、該当馬は馬券対象から外すのもアリかもしれませんね。

 

前走レース名

  • 宝塚記念(G1):2-2-2-8/14
  • 天皇賞春(G1):2-0-0-7/9
  • 七夕賞(G3):1-1-0-7/9
  • 小倉記念(G3):1-1-0-6/8
  • 札幌記念(G2):0-1-0-8/9
  • 目黒記念(G2):0-0-2-5/7

宝塚記念組が連対率28.6%・複勝率42.9%で、複勝率に関しては他のレースより2倍近く良いです。データからは夏場使ってきた馬より、春の実績馬を狙いたいと思います。

 

前走着順

  • 1着:0-3-1-15/19
  • 2着:1-1-2-12/16
  • 3着:3-0-2-9/14
  • 4着:1-0-2-7/10
  • 5着:1-2-2-9/14
  • 6~9着:1-3-1-22/27
  • 10着~:3-1-0-32/36

1~2着馬より、3~5着馬の方が良いデータとなっています。前走着順が良いからというのはプラス要素にはならないと見ています。

 

当該コースデータ

2020年以降のレース結果(中山・芝2200m)を対象にデータを抽出しました。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠12-9-5-6613.0%22.8%28.3%
2枠7-6-9-767.1%13.3%22.4%
3枠4-6-8-853.9%9.7%17.5%
4枠8-12-6-827.4%18.5%24.1%
5枠9-5-6-967.8%12.1%17.2%
6枠5-7-11-1004.1%9.8%18.7%
7枠11-10-10-1028.3%15.8%23.3%
8枠10-11-11-1097.1%14.9%22.7%

複勝率は内枠(1-4)22.9%・外枠(5-8)20.7%、過去データは内枠有利の結果でしたが、コースデータはそこまで内枠が強いとは言えず・・。他レース分析では過去データ傾向がコースデータで更に強くなることが多く、その逆になっているのは珍しいです。

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ10-5-9-5213.2%19.7%31.6%
先行33-33-21-13115.1%30.3%39.9%
差し18-25-23-2925.0%12.0%18.4%
追込4-0-6-2321.7%1.7%4.1%
捲り1-3-7-95.0%20.0%55.0%

コチラは一般的な傾向で、過去10年データの前有利を更にコースデータが後押しする形になっていると言えるでしょう。

 

騎手着別度数勝率連対率複勝率
横山武9-5-3-2521.4%33.3%40.5%
戸崎6-6-2-1818.8%37.5%43.8%
田辺6-5-4-2116.7%30.6%41.7%
石橋脩4-2-3-2013.8%20.7%31.0%
川田4-1-2-630.8%38.5%53.8%

戸崎騎手はゼッフィーロ、田辺騎手はアラタに騎乗予定。

 

厩舎着別度数勝率連対率複勝率
手塚5-5-3-1915.6%31.3%40.6%
5-2-5-1916.1%22.6%38.7%
黒岩4-0-1-636.4%36.4%45.5%
奥村3-2-0-1118.8%31.3%31.3%
戸田3-0-2-1713.6%13.6%22.7%

手塚厩舎からウインマリリン、奥村厩舎からノースブリッジが出走予定。

 

レース予想

前日は6Rまでが重、9R以降が稍重のコンディション。ただし、日曜の天気予報では快晴のため、レースは良馬場での開催となるでしょう。

また、中山は今週からCコースを使用。傷んだ部分はカバーされましたが、土曜が重~稍重でしたので、少し内の馬場状態は気になります。

 

ペースに関しては、このメンバであれば、タイトルホルダーがいくでしょう。

スローの瞬発力勝負には持ち込みたくないと思いますので、平均ペース以上では流れると見ています。

 

予想印

◎:⑥ジェラルディーナ
〇:④マテンロウレオ
▲:⑬ローシャムパーク
△:⑩エヒト

 

本命はジェラルディーナ。

データ分析で触れた宝塚記念組はこの馬1頭のみ。枠も比較的内に入ったので、馬群を捌ければ勝ち負けだと思います。

 

対抗はマテンロウレオ。

前走は久々に大崩れしましたが、稍重の洋芝ということで度外視しました。その分人気を落としている印象ですので、巻き返しに期待大!

 

3番手はローシャムパーク。

7枠に入ったことで評価を下げましたが、前走は着差以上に強い内容でしたので、上位との実力差はほぼないと考えてます。

 

穴評価はエヒト。

6歳馬は少し苦戦気味ですが、先団につけて前走の再現を。このくらいの人気のときの菅原明騎手も怖い存在ですね~!

 

最後に1番人気のタイトルホルダーにひとこと。

能力を発揮すれば圧勝も考えられますが、近走は脆さも見せてますので、馬券妙味を考え、今回は見送らせていただきます。

 

OYAYUBI競馬

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今週の無料情報

10/1(日) スプリンターズS(G1)

的中実績

9/17(日) 兵庫特別 176,400円的中
(3連単 600円×9点=計5400円)

-重賞レース