2023/7/30(日)、アイビスサマーダッシュ(G3・芝1000m)が新潟競馬場で開催。
出走予定馬/注目馬の紹介、及び、データ分析と本レースの予想を行います。
出走予定馬・想定騎手
出走可能頭数:18頭/登録頭数:23頭
出走予定馬
馬名 | 性齢 | 騎手 |
アンタノバラード | 牝3 | (未定) |
ヴァガボンド | 牡5 | 岩田望 |
オリアメンディ | 牝5 | 嶋田 |
オリエンタルキング | 牡4 | 秋山稔 |
オールアットワンス | 牝5 | ホー |
サトノファビュラス | 牝6 | 丸田 |
ジャングロ | 牡4 | 戸崎 |
シンシティ | 牝6 | 田中健 |
スティクス | 牝5 | 藤岡康 |
ステラダイヤ | 牝5 | (未定) |
スワーヴシャルル | 牡7 | 田辺 |
チェアリングソング | 牡6 | 藤田菜 |
トキメキ | 牝6 | 松岡 |
バンデルオーラ | 牡4 | (未定) |
ファイアダンサー | 牝5 | (未定) |
プルパレイ | セ4 | 酒井学 |
マウンテンムスメ | 牝5 | (未定) |
メディーヴァル | 牡5 | 今村 |
ヤマトコウセイ | 牝4 | 小林脩 |
ライオンボス | 牡8 | 大野 |
レジェーロ | 牝6 | 団野 |
ロサロッサーナ | 牝4 | (未定) |
ロードベイリーフ | 牡6 | 西村淳 |
注目馬メモ
本レースの出走予定馬の中から、主な注目馬をピックアップしました。
ジャングロ
ジャングロ(牡4)
森厩舎(栗東)、藤田晋
2022年5月8日 東京 NHKマイルC(G1)
7着 (6人気) 芝1600 良 (武豊)
2022年4月9日 中山 NZT(G2)
1着 (3人気) 芝1600 良 (武豊)
2022年2月27日 阪神 マーガレットS(L)
1着 (1人気) 芝1200 良 (武豊)
Memo
3歳時にセントウルSを回避してから長期休養に入り、1年以上ぶりの出走になります。
久々の出走は割り引きですが、千直は合いそうなので、素質だけで何とかなるかもですね!
オールアットワンス
オールアットワンス(牝5)
中舘厩舎(美浦)、吉田勝己
2022年7月31日 新潟 アイビスSD(G3)
6着 (8人気) 芝1000 良 (石川)
2022年5月22日 新潟 韋駄天S
6着 (5人気) 芝1000 良 (津村)
2022年2月19日 阪神 京都牝馬S(G3)
10着 (14人気) 芝1400 良 (藤岡康)
Memo
一昨年、3歳時に1番人気で本レースを勝利(7枠14番)、昨年は2枠3番で着外に敗れてます。
千直の経験がモノを言うレースだと思いますので、あとは状態がどうかを見極めたいです。
ライオンボス
ライオンボス(牡8)
和田正厩舎(美浦)、和田牧場
2023年5月21日 新潟 韋駄天S
13着 (13人気) 芝1000 良 (柴山)
2023年1月14日 中山 カーバンクルS
16着 (13人気) 芝1200 稍重 (大野)
2022年10月30日 新潟 ルミエールAD(L)
10着 (5人気) 芝1000 稍重 (藤田菜)
Memo
かつての千直の絶対王者ですが、22年以降は精彩を欠き、今年で8歳になりました。
適性が限定されると、レース選択の幅がなく、晩年は2ケタ着順を繰り返すのも寂しいですね。
データ分析
過去10年データ、当該コースデータからレース傾向をまとめました。
過去10年データ
本レースの過去10年データ(2013~2022年)傾向は以下のとおりです。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0-0-1-16 | 0.0% | 0.0% | 5.9% |
2枠 | 1-2-0-14 | 5.9% | 17.6% | 17.6% |
3枠 | 0-0-1-17 | 0.0% | 0.0% | 5.6% |
4枠 | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
5枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
6枠 | 1-2-2-15 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 2-2-4-16 | 8.3% | 16.7% | 33.3% |
8枠 | 4-2-1-17 | 16.7% | 25.0% | 29.2% |
複勝率は内枠(1-4)9.7%・外枠(5-8)26.1%。
外枠有利の戦法を広めたのは、記憶が確かなら第2回のカルストンライトオだったと思います。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 7-2-0-1 | 70.0% | 90.0% | 90.0% |
2~3 | 1-6-2-11 | 5.0% | 35.0% | 45.0% |
4~6 | 0-1-3-26 | 0.0% | 3.3% | 13.3% |
7~9 | 2-1-3-24 | 6.7% | 10.0% | 20.0% |
10~ | 0-0-2-68 | 0.0% | 0.0% | 2.9% |
圧倒的に1番人気が強い!配当妙味は薄れますが、馬券の軸は決まったようなモノですね~。
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
4歳 | 3-1-1-18 | 13.0% | 17.4% | 21.7% |
5歳 | 3-6-5-33 | 6.4% | 19.1% | 29.8% |
6歳 | 0-1-2-35 | 0.0% | 2.6% | 7.9% |
7上 | 3-0-1-38 | 7.1% | 7.1% | 9.5% |
3歳~5歳馬が中心。6歳・7歳馬は少し割り引きが必要かなと考えています。
前走レース名
- 韋駄天S:4-6-1-37/48
- CBC賞(G3):4-0-1-14/19
- 函館SS(G3):1-1-2-14/18
- バーデンBC:0-1-1-15/17
同コースの韋駄天Sからの参戦が多いですが、思ったほどは戦績は良くないかも。
前走着順
- 1着:1-2-5-14/22
- 2着:2-3-1-5/11
- 3着:2-3-0-12/17
- 4着:3-0-0-5/8
- 5着:0-1-0-9/10
- 6~9着:1-1-3-39/44
- 10着~:0-0-1-45/46
4着以内は30%を超えるのに対し、5着以下は10%弱。4着までをプラス要素と捉えたいです。
当該コースデータ
2021年以降のレース結果(新潟・芝1000m)を対象にデータを抽出しました。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1-1-3-94 | 1.0% | 2.0% | 5.1% |
2枠 | 3-3-3-94 | 2.9% | 5.8% | 8.7% |
3枠 | 4-3-5-90 | 3.9% | 6.9% | 11.8% |
4枠 | 3-4-0-96 | 2.9% | 6.8% | 6.8% |
5枠 | 1-2-1-100 | 1.0% | 2.9% | 3.8% |
6枠 | 12-7-10-74 | 11.7% | 18.4% | 28.2% |
7枠 | 12-14-17-85 | 9.4% | 20.3% | 33.6% |
8枠 | 16-18-13-83 | 12.3% | 26.2% | 36.2% |
複勝率は内枠(1-4)8.1%・外枠(5-8)26.5%。外枠が上位人気になる理由がよくわかりますね~!
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
菅原明 | 4-2-2-20 | 14.3% | 21.4% | 28.6% |
津村 | 3-4-3-16 | 11.5% | 26.9% | 38.5% |
丹内 | 3-4-1-20 | 10.7% | 25.0% | 28.6% |
杉原 | 3-3-3-19 | 10.7% | 21.4% | 32.1% |
菊沢一 | 3-2-1-20 | 11.5% | 19.2% | 23.1% |
津村騎手はロサロッサーナに騎乗予定。
厩舎 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
石毛善 | 3-1-3-48 | 5.5% | 7.3% | 12.7% |
竹内正 | 3-1-2-6 | 25.0% | 33.3% | 50.0% |
菊沢隆 | 3-1-0-4 | 37.5% | 50.0% | 50.0% |
森秀行 | 3-1-0-8 | 25.0% | 33.3% | 33.3% |
斎藤誠 | 3-0-2-6 | 27.3% | 27.3% | 45.5% |
森厩舎からはジャングロ、斎藤誠厩舎からはトキメキが出走予定。
レース予想
データ分析を踏まえ、本レースの最終見解を発表します。
予想印
◎:⑥ジャングロ
〇:⑰シンシティ
▲:⑯ファイアダンサー
△:⑮マウンテンムスメ
戦績に関係なく外枠の馬に人気が集中していますが、今年に限っては本命馬は逆張りしようと思います。1年以上ぶりの出走&58Kgに加えて、3枠に入ったので、前日の夜時点では4番人気の評価に甘んじている状況。
しかし、レースをコンスタントに使う森厩舎では異例の半年在厩での調教と乗り込み十分ですし、おそらく実力/実績ともに出走メンバの中では2枚くらい抜けていると考えてます。
前走出遅れたのが気がかりですが、スタート決めれば外に進路を切り替えて、逃げ切り勝利に期待したいです!
ジャングロ以外の馬に関しては、横一線という印象を持ちましたので、〇▲△については枠順と千直経験を重視して決めました。