当サイト「ケイバネル」を平素よりご愛好いただき、誠にありがとうございます。
本記事は初の試みとして、読者様からいただいたメッセージにまつわる記事を書きたいと思います。
メッセージ内容
問い合わせフォームより、このようなメッセージをいただきました。
原文をそのまま引用させていただいております。
管理人の戯言など、いつも楽しみに拝見させていただいてます。
最近の武豊騎手を見てると、社台系の馬に騎乗していたり、リーディング上位の厩舎からの依頼が多い気がします。
その辺りについて知る限りでいいので特集してもらえませんか?
これからも一般のファンでは知ることのできない情報を楽しみにしています。
ご意見やご感想をいただけることは、本当にありがたいです!
サイト媒体では、読者様が「ケイバネル」をどう感じているのか知る機会がないですからねー
毎週、武豊騎手の想定をUPしてますが、実は私も同じ印象を抱いておりました。
ならば、折角のいい機会なので、特集しちゃいましょう!
ただし、長文になりそうなので、本記事では「社台系」にスポットをあてて、記載します。
「リーディング上位厩舎」に関しては、また別の機会にしたいと思います。
社台系からの騎乗依頼
社台系と言いましても、一口馬主クラブと吉田一族の個人所有に分かれます。
多くの方が「一口馬主クラブ」に興味があると思いますので、個人所有は割愛します。
社台系クラブは次の5つがあります。
・社台RH
・サンデーR
・キャロットF
・G1レーシング
・シルクR
比較的新しいものは、2010年に設立されたG1レーシング。
また、シルクRは2011年から社台グループとの提携(傘下?)により、社台生産馬が中心となりました。
それまでは「シルク/シルキー」の冠号を使用していましたが、これも廃止にされましたね。
以下、2013~2018年3月末までの騎乗数となります。
2018年を他と基準を合わせるため、単純に騎乗数を4倍して比較します。
サンデーR以外は、2016年→2017年→2018年と増加傾向にあると言えるのではないでしょうか。
では、それぞれのクラブで騎乗詳細を見ていくことにしましょう。
社台RH
年 | 回 | 着別度数 | 勝率 | 平均 |
18 | 6 | 1-0-1-4 | 16.7% | 2.7人気 |
17 | 18 | 2-2-1-13 | 11.1% | 3.8人気 |
16 | 4 | 1-0-0-3 | 25.0% | 5.3人気 |
15 | 15 | 1-0-2-12 | 6.7% | 4.1人気 |
14 | 8 | 2-1-1-4 | 25.0% | 3.5人気 |
13 | 10 | 1-1-1-7 | 10.0% | 4.5人気 |
2016年の「4回」は理由が不明ですが、社台系クラブでは最も騎乗依頼が多いのではないでしょうか。
昨年はついにキャロットFを上回り、今年は「20回」超えそうな気がしています。
ただ、条件戦ばかりで、OP特別(0-0-1-2)、重賞(0-0-0-3)での騎乗数はかなり少ない・・
過去には名馬にも騎乗しているものの、近年だと代表馬がイマイチ思い付かないですね。
サンデーR
年 | 回 | 着別度数 | 勝率 | 平均 |
18 | 0 | 0-0-0-0 | - | - |
17 | 8 | 0-0-1-7 | 0.0% | 5.6人気 |
16 | 6 | 2-1-0-3 | 33.3% | 4.0人気 |
15 | 22 | 4-3-2-13 | 18.2% | 3.4人気 |
14 | 15 | 0-5-2-8 | 0.0% | 2.5人気 |
13 | 14 | 2-1-2-9 | 14.3% | 5.0人気 |
現在では社台系の中で、最も縁が遠いクラブとなってしまいましたね。
ここに期待するのは酷かもしれません、今年はいつ騎乗できることやら・・
キャロットF
年 | 回 | 着別度数 | 勝率 | 平均 |
18 | 5 | 2-0-1-2 | 40.0% | 3.2人気 |
17 | 16 | 1-4-2-9 | 6.3% | 3.8人気 |
16 | 13 | 1-1-0-11 | 7.7% | 3.2人気 |
15 | 29 | 7-4-2-16 | 24.1% | 3.2人気 |
14 | 17 | 5-2-2-8 | 29.4% | 3.4人気 |
13 | 10 | 2-2-2-4 | 20.0% | 3.4人気 |
2015年は倍増しましたが、毎年10数回の依頼が来ており、馬質も安定してますね。
代表馬と言えば、重賞2勝のリスグラシューでしょう。
なお、上記対象の期間ではG3で3勝をあげており、最後の1つは京都2歳Sのドレッドノータスでした。
G1レーシング
年 | 回 | 着別度数 | 勝率 | 平均 |
18 | 5 | 0-0-2-3 | 0.0% | 2.6人気 |
17 | 9 | 1-2-2-4 | 11.1% | 2.7人気 |
16 | 8 | 1-0-2-5 | 12.5% | 3.3人気 |
15 | 8 | 0-2-1-5 | 0.0% | 4.1人気 |
14 | 5 | 0-2-2-1 | 0.0% | 3.0人気 |
13 | 1 | 0-0-0-1 | 0.0% | 4.0人気 |
昨年、クラブの所有馬が初G1勝利を飾り、勢いに乗っているのではないでしょうか。
現状は、サングレーザーであげた2勝のみですが、今1番期待したいクラブだと考えています。
シルクR
年 | 回 | 着別度数 | 勝率 | 平均 |
18 | 3 | 2-0-1-0 | 66.7% | 2.0人気 |
17 | 6 | 0-1-1-4 | 0.0% | 3.5人気 |
16 | 4 | 0-0-1-3 | 0.0% | 4.3人気 |
15 | 0 | 0-0-0-0 | - | - |
14 | 2 | 0-0-0-2 | 0.0% | 2.0人気 |
13 | 5 | 0-0-0-5 | 0.0% | 5.4人気 |
新馬戦を6馬身差で圧勝したマグナレガーロが記憶に新しいところ。
G1レーシング同様に、2018年は特に2歳新馬戦とかで、騎乗依頼が来ることを期待したいですね。
ざっとですが、クラブ毎にデータを振り返ってみました。
近年、武豊騎手が好調&重賞で結果を残しているので、自然と騎乗依頼が増えているのでしょう。
あとは、キャロットF以外でも、重賞で勝ち負けできるような依頼があると嬉しいですね!