2024/3/3(日)、報知杯弥生賞ディープインパクト記念(G2・芝2000m)が中山競馬場で開催。
データ分析結果から「軸は上位人気の先行馬で決まり!?」。詳細は記事内でご確認ください!
出走馬・騎手
出馬表
番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 |
1 | アドミラルシップ | 牡3 | 戸崎 |
2 | レッドテリオス | 牡3 | 津村 |
3 | シュバルツクーゲル | 牡3 | 西村淳 |
4 | エコロレイズ | 牡3 | 横山和 |
5 | シンエンペラー | 牡3 | 川田 |
6 | トロヴァトーレ | 牡3 | ルメール |
7 | コスモキュランダ | 牡3 | Mデム |
8 | シリウスコルト | 牡3 | 三浦 |
9 | ダノンエアズロック | 牡3 | Rキング |
10 | ファビュラススター | 牡3 | 横山武 |
11 | ニシノフィアンス | 牡3 | 内田博 |
過去データ
本レースの過去10年データ(2014~2023年)傾向は以下のとおりです。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
2枠 | 0-0-3-7 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
3枠 | 0-0-2-8 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
4枠 | 2-1-2-6 | 18.2% | 27.3% | 45.5% |
5枠 | 0-2-0-11 | 0.0% | 15.4% | 15.4% |
6枠 | 1-1-1-13 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
7枠 | 1-5-1-13 | 5.0% | 30.0% | 35.0% |
8枠 | 5-1-1-13 | 25.0% | 30.0% | 35.0% |
複勝率では内枠(1-4)26.8%・外枠(5-8)27.5%と外が好成績。枠単体では4枠、7~8枠が良いですが傾向は読みにくいかも。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
先行 | 6-4-7-20 | 16.2% | 27.0% | 45.9% |
差し | 3-3-2-21 | 10.3% | 20.7% | 27.6% |
追込 | 0-2-1-29 | 0.0% | 6.3% | 9.4% |
捲り | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
データを見ると明らかに先行馬が強いです!中山コースは310mと直線が短いため、位置どりがより重要になりますね~。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 3-4-1-2 | 30.0% | 70.0% | 80.0% |
2~3 | 5-2-4-9 | 25.0% | 35.0% | 55.0% |
4~6 | 1-3-3-23 | 3.3% | 13.3% | 23.3% |
7~9 | 1-1-1-27 | 3.3% | 6.7% | 10.0% |
10~ | 0-0-1-19 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
1番人気は連対率70.0%・複勝率80.0%と圧倒的。2~3番人気も複勝率5割を超えており、とにかく上位人気が強いレースです。
前走レース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
朝日杯FS | 1-3-2-1 | 14.3% | 57.1% | 85.7% |
ホープフルS | 1-2-5-5 | 7.7% | 23.1% | 61.5% |
京成杯 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
OPクラス | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
1勝クラス | 2-2-0-24 | 7.1% | 14.3% | 14.3% |
新馬 | 0-1-0-6 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
未勝利 | 0-0-0-11 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
朝日杯FSの連対率57.1%・複勝率85.7%はとんでもなく素晴らしい。ホープフルSも複勝率61.5%とかなり良く、暮れのG1組を狙うのが良いと考えてます。
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 7-7-1-35 | 14.0% | 28.0% | 30.0% |
2着 | 0-1-3-6 | 0.0% | 10.0% | 40.0% |
3着 | 0-1-2-10 | 0.0% | 7.7% | 23.1% |
4着 | 2-0-0-5 | 28.6% | 28.6% | 28.6% |
5着 | 1-0-3-1 | 20.0% | 20.0% | 80.0% |
6~9着 | 0-1-1-14 | 0.0% | 6.3% | 12.5% |
10着~ | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の3着以内30頭中、半数を占める15頭が前走1着馬。ただ、それぞれの率で比較すると突出してないので、1着馬はプラス要素とは言えないかも。
前走場所 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東京 | 2-2-0-20 | 8.3% | 16.7% | 16.7% |
中山 | 3-3-6-30 | 7.1% | 14.3% | 28.6% |
中京 | 0-0-1-7 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
京都 | 4-1-1-10 | 25.0% | 31.3% | 37.5% |
阪神 | 1-4-2-6 | 7.7% | 38.5% | 53.8% |
その他 | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
朝日杯FS→阪神開催のため、前走データとリンクしているところがありますね。あと注目すべき点として、前走京都組をオススメしたいです!
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1~2週 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3~4週 | 2-1-1-17 | 9.5% | 14.3% | 19.0% |
5~9週 | 4-1-4-34 | 9.3% | 11.6% | 20.9% |
10~25週 | 4-8-5-17 | 11.8% | 35.3% | 50.0% |
コチラも前走データとリンクしていますね。朝日杯FS・ホープフルS組は10~25週に該当するので、やはり暮れのG1組を中心視したいと思います。
コース傾向
1964年に創設された3歳馬限定の重賞で、1984年からは皐月賞と同じ舞台である中山・芝2000mで行われています。
皐月賞に直結する重要な前哨戦に位置付けられており、3着以内馬に皐月賞の優先出走権が与えられるトライアルレースです。
中山・芝2000m(内回り)
直線入口からスタートして内回りを1周、ホームストレッチを2回走るコース形態となっています。中山コースの勾配は、1コーナーで2.0m登り、2コーナーから3コーナーで4.0m下ります。
スピードに乗ったまま小回りコーナーを走るため、外の馬はスタミナをロスし、直線の急坂で脚色が鈍ることが多いです。
坂に負けないパワーが求められ、かつ、前半どれだけ距離ロスなく経済コースを通れるかが好走の鍵と言えるでしょう。
馬場傾向・展開予想
当日の馬場傾向、及び、レースの展開を予想します。
馬場傾向
天候
晴れ
馬場
良
使用コース
Aコース:3~4コーナーの内側に傷みが出始めました
先週芝コースは全レース稍重で行われた影響もあり、中山競馬場は開催2週目にして傷みが見え始めています。
そして、昨日(3/2)も稍重発表でのレース。そういった背景もあり、必ずしも前有利とは言えず、差し決着のレースもありました。
データ上は断然先行馬の状況ですが、今年に限ってはその傾向が少し弱まる可能性も考えられます。
展開予想
逃げ:⑪
先行:①③⑨
差し:②④⑤⑥
追込:⑦⑧⑩
11頭中6頭はキャリア2戦以下の状況で、展開予想は非常に難しいです。
近4走で逃げ経験があるのは、⑪ニシノフィアンスのみ。大外にはなりましたが、思い切って逃げると予想します。
弥生賞は例年、少頭数でスローペースになることがほとんどです。
今年も先手争いが激化する可能性はかなり低いでしょう。例年通りスローの瞬発力勝負になると見ています。
レース予想
これまでの内容を踏まえ、本レースの最終見解を発表します。
予想印
◎:⑤シンエンペラー
〇:⑥トロヴァトーレ
▲:⑩ファビュラススター
△:⑪ニシノフィアンス
本命は⑤シンエンペラー。唯一の重賞勝ち馬で前走のホープフルS(G1)2着。
メンバの中では2枚くらい実績が抜けてますし、今の馬場傾向も問題ないと判断し、1番手評価としました。
対抗は⑥トロヴァトーレ。前日時点では1番人気ですが、上位人気が拮抗しており、最終的にどうなるか・・
新馬戦9月→前走12月→今回3月なので、この馬の力を出せる間隔でしょうし、中山2000mで2連勝も好評価ポイントですね~。
あとは⑩ファビュラススターと大穴の⑪ニシノフィアンスまでをおさえとします。
8枠はデータ分析で好成績ですし、⑩は後方に⑪は先手をとなれば、どちらかは馬券内に来てくれないかと考えてます!