2024/6/23(日)、宝塚記念(G1・芝2200m)が今年は京都競馬場での開催となります。
データ分析結果から「馬券内の過半数は前走1~2着馬!」。詳細は記事内でご確認ください。
出走馬・騎手
出馬表
番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 |
1 | シュトルーヴェ | セ5 | レーン |
2 | ジャスティンパレス | 牡5 | ルメール |
3 | ベラジオオペラ | 牡4 | 横山和 |
4 | ドウデュース | 牡5 | 武豊 |
5 | ディープボンド | 牡7 | 幸英明 |
6 | ヒートオンビート | 牡7 | 坂井瑠 |
7 | プラダリア | 牡5 | 池添 |
8 | カラテ | 牡8 | 岩田望 |
9 | ソールオリエンス | 牡4 | 横山武 |
10 | ローシャムパーク | 牡5 | 戸崎 |
11 | ヤマニンサンパ | 牡6 | 団野 |
12 | ブローザホーン | 牡5 | 菅原明 |
13 | ルージュエヴァイユ | 牝5 | 川田 |
過去データ
本レースの過去10年データ(2014~2023年)傾向は以下のとおりです。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0-2-2-11 | 0.0% | 13.3% | 26.7% |
2枠 | 1-1-2-12 | 6.3% | 12.5% | 25.0% |
3枠 | 2-2-1-11 | 12.5% | 25.0% | 31.3% |
4枠 | 0-0-1-16 | 0.0% | 0.0% | 5.9% |
5枠 | 1-3-1-14 | 5.3% | 21.1% | 26.3% |
6枠 | 0-0-1-19 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
7枠 | 0-2-1-19 | 0.0% | 9.1% | 13.6% |
8枠 | 6-0-1-17 | 25.0% | 25.0% | 29.2% |
複勝率では内枠(1-4)21.9%、外枠(5-8)18.8%で内枠優勢。ただし、枠単体で見ると、8枠が6勝で勝率もダントツと傾向が掴みづらいですね・・
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 0-2-2-6 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
先行 | 7-1-2-27 | 18.9% | 21.6% | 27.0% |
差し | 3-3-5-43 | 5.6% | 11.1% | 20.4% |
追込 | 0-3-1-41 | 0.0% | 6.7% | 8.9% |
捲り | 0-1-0-2 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
内ラチ沿いの馬場が最も悪化する最終週に行われますが、先行馬が7勝で勝率Top。連対率/複勝率を見ても、明らかに前有利の傾向にあるので、イメージと真逆で意外と盲点かもしれません。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 3-2-0-5 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
2~3 | 4-0-3-13 | 20.0% | 20.0% | 35.0% |
4~6 | 1-3-3-23 | 3.3% | 13.3% | 23.3% |
7~9 | 2-2-1-25 | 6.7% | 13.3% | 16.7% |
10~ | 0-3-3-53 | 0.0% | 5.1% | 10.2% |
他の重賞でも見られる一般的な傾向で、むしろ下位人気がマイナス要素にはならない点は穴党には歓迎されるデータですね~!
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4歳 | 3-1-5-30 | 7.7% | 10.3% | 23.1% |
5歳 | 7-4-5-37 | 13.2% | 20.8% | 30.2% |
6歳 | 0-4-0-26 | 0.0% | 13.3% | 13.3% |
7上 | 0-1-0-25 | 0.0% | 3.8% | 3.8% |
複勝率では4歳~5歳馬はプラス要素と考えて良いでしょう。特に5歳馬の成績が優秀なので、馬券の軸にオススメしたいです。
前走レース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
天皇賞春 | 3-3-3-33 | 7.1% | 14.3% | 21.4% |
大阪杯 | 2-2-1-16 | 9.5% | 19.0% | 23.8% |
DSC | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
鳴尾記念 | 1-2-0-15 | 5.6% | 16.7% | 16.7% |
目黒記念 | 1-0-1-13 | 6.7% | 6.7% | 13.3% |
QE2 | 1-0-0-6 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
ヴィクトリア | 0-0-4-4 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
サンプル数が10以下なので少し信頼性には欠けますが、ドバイSCとヴィクトリアMからの参戦馬がいれば、注目しても良いでしょう。
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 3-2-4-18 | 11.1% | 18.5% | 33.3% |
2着 | 3-2-1-11 | 17.6% | 29.4% | 35.3% |
3着 | 1-0-1-11 | 7.7% | 7.7% | 15.4% |
4着 | 1-2-0-10 | 7.7% | 23.1% | 23.1% |
5着 | 0-0-0-14 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6~9着 | 2-3-4-36 | 4.4% | 11.1% | 20.0% |
10着~ | 0-1-0-18 | 0.0% | 5.3% | 5.3% |
タイトルにも記載したとおり「馬券内の過半数は前走1~2着馬!」。過去10年の3着以内30頭中15頭が前走1~2着馬となるため、これはおさえておきたいデータです。
前走場所 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東京 | 1-0-5-24 | 3.3% | 3.3% | 20.0% |
中山 | 0-1-0-2 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
中京 | 0-1-0-3 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
京都 | 2-3-3-27 | 5.7% | 14.3% | 22.9% |
阪神 | 4-3-1-41 | 8.2% | 14.3% | 16.3% |
海外 | 3-2-1-20 | 11.5% | 19.2% | 23.1% |
例年、宝塚記念は阪神で開催されており、前走阪神組が最も成績が悪いのは意外なデータかと。ただ、今年は京都で開催されるので、前走阪神組を軽視する必要はないと考えます。
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3週 | 1-3-0-18 | 4.5% | 18.2% | 18.2% |
4週 | 1-0-1-14 | 6.3% | 6.3% | 12.5% |
5~9週 | 4-3-7-46 | 6.7% | 11.7% | 23.3% |
10~25週 | 4-4-2-35 | 8.9% | 17.8% | 22.2% |
出走間隔は5週以上がオススメ。4週以下でもマイナス要素ではないと思いますが、買い目が増えそうなら、4週以下の馬も避けても良いかもしれません。
コース傾向
上半期の締めくくりとして、有馬記念と同様に出走馬をファン投票で選出する形式で、1960年に創設されました。
第1回は3歳上・馬齢重量の条件で阪神芝1800mで行われ、翌年から2000m、1966年から2200mに延長されて現在へと至ります。
京都・芝2200m(外回り)
スタート地点は4コーナーの出口付近で、外回りコースを約1周回ります。起伏があるのは向正面の上りと3コーナーの下りのみでほぼ平坦コース。
スタート直後はスローで入ることが多いですが、3コーナー付近のアップダウンは淀の坂と呼ばれ、下り坂で一気にペースアップ。そのまま直線へと向かうため、ロングスパート気質の競馬になりやすく、長く脚を使えるスタミナが重要視されます。
馬場傾向・展開予想
当日の馬場傾向、及び、レースの展開を予想します。
馬場傾向
天候
弱雨
馬場
稍重 or 重
使用コース
Dコース:向正面直線から4コーナーにかけての内側、正面直線に傷みあり
まず天候についてですが、土曜は全レース良馬場で行われてものの、最終Rになると小雨が降りました。
当日は1日中、雨との予報ですので、馬場はかなり渋るかなと予想します。
- 01R:逃げ(内)→先行(内)→差し(中)
- 05R:先行(外)→差し(外)→差し(中)
- 06R:先行(外)→差し(外)→逃げ(中)
- 10R:差し(外)→逃げ(外)→差し(外)
- 12R:先行(中)→先行(中)→先行(外)
※1着→2着→3着。()内は4角位置
次に馬場傾向について。最終週で内が荒れており、各騎手とも進路を外に選択するレースが多く見られました。
完全に外伸びの傾向にあるため、いかにスムーズに外に出せるかが鍵となりそうです。
展開予想
逃げ:③
先行:⑤⑥⑦
差し:①②④⑧⑩⑫
追込:⑨⑪⑬
明確な逃げ馬は不在、押し出されるように内枠から③ベラジオオペラか⑤ディープボンドが行きそうな気がしますが、スタートしてみないと分からないところもあります。
ペースはスローになるでしょう。直線の入り口ではある程度前にいないと勝ち負けできないと思います。
レース予想
これまでの内容を踏まえ、本レースの最終見解を発表します。
予想印
◎:⑫ブローザホーン
〇:⑩ローシャムパーク
▲:③ベラジオオペラ
△:②ジャスティンパレス
△:④ドウデュース
本命は⑫ブローザホーン。過去に6勝を誇る8枠に入り、外伸びの馬場は絶好ですね~!
3走前は京都の重賞を買ってますし、馬場は渋れば渋るほど良いタイプと考えますので、自身の本命馬とします。
対抗は⑩ローシャムパーク。稍重の洋芝で重賞勝ってますので、重い馬場も歓迎でしょう。
前走は少し後ろに位置取りになりましたので、もう少し前で競馬できれば十分勝ち負けだと見ています。
3番手は③ベラジオオペラ。この馬は阪神の方が実績があるので、京都開催は少し微妙かもですね。
前走G1を勝利しましたが、少し展開に恵まれた感もあるので、馬場は渋っても良いと思いますが少し評価を下げました。
あとは上位人気の②ジャスティンパレスと④ドウデュースまでおさえます。
馬券は◎〇▲の馬連BOXと、3連複軸1頭で◎-〇▲△△で勝負しようと思います!