2024/7/14(日)、函館記念(G3・芝2000m)が函館競馬場で開催。
データ分析結果から「内枠の先行馬をとにかく狙えばOK!」。詳細は記事内でご確認ください。
出走馬・騎手
出馬表
番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 |
1 | サヴォーナ | 牡4 | 池添 |
2 | オニャンコポン | 牡5 | 菱田 |
3 | エンパイアウエスト | 牝5 | 横山武 |
4 | グランディア | セ5 | 三浦 |
5 | サンストックトン | 牡5 | 藤岡佑 |
6 | リカンカブール | 牡5 | 津村 |
7 | エミュー | 牝4 | 鮫島駿 |
8 | プラチナトレジャー | 牡6 | 永野猛 |
9 | アウスヴァール | セ6 | 古川吉 |
10 | トップナイフ | 牡4 | 横山和 |
11 | アケルナルスター | 牡5 | 黛弘人 |
12 | ホウオウビスケッツ | 牡4 | 岩田康 |
13 | デビットバローズ | 牡5 | 武豊 |
14 | ハヤヤッコ | 牡8 | 浜中 |
15 | チャックネイト | セ6 | 佐々木 |
16 | マイネルクリソーラ | 牡5 | 丹内 |
過去データ
本レースの過去10年データ(2014~2023年)傾向は以下のとおりです。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1-0-3-15 | 5.3% | 5.3% | 21.1% |
2枠 | 2-3-0-15 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
3枠 | 2-3-0-15 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
4枠 | 2-2-2-14 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5枠 | 1-1-2-16 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
6枠 | 1-0-0-19 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
7枠 | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
8枠 | 0-0-3-17 | 0.0% | 0.0% | 15.0% |
複勝率では内枠(1-4)25.3%、外枠(5-8)12.5%と内枠が圧倒的に有利。枠単体で見ても、1~4枠>5枠>6~8枠と複勝率が外枠にいくにつれて下がっていってますね~。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 2-0-1-8 | 18.2% | 18.2% | 27.3% |
先行 | 5-4-5-19 | 15.2% | 27.3% | 42.4% |
差し | 2-4-2-54 | 3.2% | 9.7% | 12.9% |
追込 | 0-1-2-47 | 0.0% | 2.0% | 6.0% |
捲り | 1-1-0-1 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
タイトルにも記載したとおり「内枠の先行馬をとにかく狙えばOK!」。直線の短い小回りコースでは前目に付ける馬を狙うのが定石だと言えるでしょう。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 2-1-0-7 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
2~3 | 4-0-3-13 | 20.0% | 20.0% | 35.0% |
4~6 | 2-1-1-26 | 6.7% | 10.0% | 13.3% |
7~9 | 1-3-4-22 | 3.3% | 13.3% | 26.7% |
10~ | 1-5-2-61 | 1.4% | 8.7% | 11.6% |
複勝率は1~3番人気と7~9番人気にあまり差がないように、全体的に上位人気と下位人気の差が少ないように見えるので、穴党にはオススメのレースでしょう!
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 0-0-1-2 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
4歳 | 2-2-2-17 | 8.7% | 17.4% | 26.1% |
5歳 | 3-0-5-35 | 7.0% | 7.0% | 18.6% |
6歳 | 4-4-2-38 | 8.3% | 16.7% | 20.8% |
7上 | 1-4-0-37 | 2.4% | 11.9% | 11.9% |
3歳馬は参戦数が少ないので除外するとして、年齢データのTopは4歳馬と6歳馬。連対率/複勝率では5歳馬が4歳/6歳馬と比較すると少し落ちますね。
前走レース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
目黒記念 | 2-2-0-7 | 18.2% | 36.4% | 36.4% |
エプソムC | 2-1-0-8 | 18.2% | 27.3% | 27.3% |
巴賞 | 1-4-1-46 | 1.9% | 9.6% | 11.5% |
天皇賞春 | 1-1-1-4 | 14.3% | 28.6% | 42.9% |
新潟大賞典 | 1-1-1-10 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
鳴尾記念 | 1-0-1-11 | 7.7% | 7.7% | 15.4% |
3勝クラス | 1-0-2-5 | 12.5% | 12.5% | 37.5% |
データ数はそこまで多くはないですが、目黒記念とエプソムCからの参戦馬がいれば、注目しておきたいです。
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 1-0-2-16 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
2着 | 1-1-1-8 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
3着 | 1-2-2-11 | 6.3% | 18.8% | 31.3% |
4着 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
5着 | 2-1-0-9 | 16.7% | 25.0% | 25.0% |
6~9着 | 3-3-2-33 | 7.3% | 14.6% | 19.5% |
10着~ | 1-3-3-43 | 2.0% | 8.0% | 14.0% |
過去10年の馬券内30頭中15頭は前走6着以下となっており、前走着順は気にする必要はないでしょう。
前走場所 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
函館 | 1-4-1-51 | 1.8% | 8.8% | 10.5% |
新潟 | 1-1-1-13 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
東京 | 5-3-2-20 | 16.7% | 26.7% | 33.3% |
中山 | 0-1-0-7 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
中京 | 1-0-0-4 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
京都 | 0-1-3-8 | 0.0% | 8.3% | 33.3% |
阪神 | 2-0-3-18 | 8.7% | 8.7% | 21.7% |
サンプル数が30頭と揃っていて、勝率16.7%・連対率26.7%・複勝率33.3%の東京組はCheckしておいた方が良いと思います。
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2週 | 1-4-1-47 | 1.9% | 9.4% | 11.3% |
3~4週 | 0-0-1-6 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
5~9週 | 6-3-3-36 | 12.5% | 18.8% | 25.0% |
10~25週 | 3-3-5-36 | 6.4% | 12.8% | 23.4% |
間隔2週(中1週)は巴賞からの参戦馬となります。大半の馬は5週以上なので、これといった傾向はなさそうですね。
コース傾向
函館競馬場で行われる重賞の中で最も歴史が古く、1965年に3歳以上のハンデキャップ重賞として創設。1995年から洋芝を使った新しい芝コースの運用が開始されました。
また、2006年から「サマー2000シリーズ」の第2戦として行われており、夏の函館を彩る名物レースとなっています。
函館・芝2000m
4コーナー奥のポケットからスタートして1周するコース形態。スタート地点から2コーナー付近までは基本的に下り勾配、その後4コーナーにかけては緩やかな上りが続きます。
前半の下り部分でペースが速くなると、パワーを要する洋芝のため、上がりがかかる展開になることが多いです。
馬場傾向・展開予想
当日の馬場傾向、及び、レースの展開を予想します。
馬場傾向
天候
晴れ→曇り
馬場
良
使用コース
Bコース:正面直線に傷みあり
まずは天候面から。土曜は全レース良馬場での開催となりました。日曜は昼過ぎから曇り予報ではありますが、雨の心配はなさそうなので、引き続き良いコンディションをキープできそうです。
- 01R:1(内)→3(外)→3(内)
- 03R:8(外)→3(中)→4(外)
- 05R:7(外)→3(中)→5(内)
- 07R:1(内)→3(内)→7(内)
- 10R:3(中)→1(内)→3(内)
- 11R:4(中)→1(内)→2(内)
- 12R:2(内)→1(内)→6(外)
※1着→2着→3着の4コーナー通過順。()は4角位置
次に馬場傾向について。函館1回開催の最終週ですので、差しも決まるようになってきた印象です。
内外の差に関しては、内側は荒れてきているものの、まだまだ内でも伸びますね。好位のINで立ち回れる馬を中心視したいと考えています。
展開予想
逃げ:⑫
先行:①③⑨⑬
差し:②④⑥⑧⑩⑮⑯
追込:⑤⑦⑪⑭
明確な逃げ馬は不在ですが、前走逃げて勝利した⑫ホウオウビスケッツが先手をとると思います。
ある程度前に付けたい馬はいますので、スローにはならず、平均的なペースで流れると見ています。
レース予想
これまでの内容を踏まえ、本レースの最終見解を発表します。
予想印
◎:③エンパイアウエスト
〇:④グランディア
▲:⑬デビットバローズ
△:②オニャンコポン
本命は③エンパイアウエスト。前目のINをキープできそうなので、今の馬場傾向に合うと思います。
3勝クラスを勝ったばかりで実績は他より落ちますが、勢いを重視して重賞でも勝ち負けできるでしょう。
対抗は④グランディア。データ分析で注目したい項目に挙げたエプソムCからの参戦馬です。
位置取りが後ろになる心配もありますが、中団あたりに付けて直線うまく捌いてくれることを期待します。
先行力のある⑬デビットバローズは本命候補でしたが、6枠より外は成績が落ちるので少し評価を下げました。
あとは、近2走は復調傾向で好枠Getした②オニャンコポンをおさえておきます。