【府中牝馬ステークス2023予想】出走予定馬・データ分析

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注目の重賞レース

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1996年にエリザベス女王杯が古馬に開放されたことを受けて、その前哨戦に位置付けられるようになりました。また、距離も芝1600m→1800mに変更され、現在に至ります。

2014年からは本競走の優勝馬にエリザベス女王杯の優先出走権が与えられております。

 

出走馬・騎手

出馬表

馬名性齢騎手
1コスタボニータ牝4松山
2エリカヴィータ牝4三浦
3ルージュスティリア牝4川田
4ストーリア牝4菅原明
5ルージュエヴァイユ牝4横山武
6プレサージュリフト牝4ルメール
7ディヴィーナ牝5Mデム
8ライラック牝4戸崎
9アンドヴァラナウト牝5鮫島駿
10ファユエン牝5横山和
11シンリョクカ牝3吉田豊
12イズジョーノキセキ牝6岩田康
13フィアスプライド牝5北村宏

 

neos

今週の無料情報

10/14(月) 府中牝馬S(G2)

的中実績

10/6(日) 京都大賞典(G2) 626,920円
(3連複 25点×400円=計10000円)

注目馬

本レースの出走予定馬の中から、主な注目馬をピックアップしました。

 

ディヴィーナ

ディヴィーナ(牝5)
友道厩舎(栗東)、佐々木主浩

2023年8月13日 新潟 関屋記念(G3)
2着 (2人気) 芝1600 良 (Mデムーロ)

2023年7月23日 中京 中京記念(G3)
2着 (2人気) 芝1600 良 (Mデムーロ)

2023年5月14日 東京 ヴィクトリアM(G1)
4着 (15人気) 芝1600 良 (Mデムーロ)

 

Memo

Mデムーロ騎手が手綱をとった3戦は重賞でも、安定して上位の成績を残せるようになってきました。

ペース任せにしない自在な脚質も魅力ですが、1800m以上は条件戦以来となる点がどう出るでしょうか。

 

プレサージュリフト

プレサージュリフト(牝4)
木村哲厩舎(美浦)、サンデーレーシング

2023年2月5日 東京 東京新聞杯(G3)
3着 (6人気) 芝1600 良 (ルメール)

2023年1月5日 中京 京都金杯(G3)
3着 (2人気) 芝1600 良 (イーガン)

2022年10月16日 阪神 秋華賞(G1)
9着 (5人気) 芝2000 良 (戸崎)

 

Memo

条件的には翌週の富士S(G2)がベストだと思いますが、相手関係を見てこのレースを選択したのでしょう。

オークス5着の実績はありますが、マイルに戻して復調してきた点からも、個人的には微妙に感じますね。

 

ルージュスティリア

ルージュスティリア(牝4)
藤原英厩舎(栗東)、東京ホースレーシング

2023年7月23日 中京 中京記念(G3)
3着 (1人気) 芝1600 良 (川田)

2023年5月14日 東京 ヴィクトリアM(G1)
10着 (9人気) 芝1600 良 (川田)

2023年4月8日 阪神 阪神牝馬S(G2)
6着 (1人気) 芝1600 稍重 (川田)

 

Memo

前走は大外枠だったこともあり、後方からのレースになりましたが、上がり最速で3着と見せ場は十分でした。

約3か月ぶりの実戦も賞金を加算したいので、仕上げてくるとは思いますが、この馬も1ハロン延長が鍵となりそう。

 

ルージュエヴァイユ

ルージュエヴァイユ(牝4)
黒岩厩舎(美浦)、東京ホースレーシング

2023年6月11日 東京 エプソムC(G3)
2着 (7人気) 芝1800 稍重 (石川裕)

2023年5月20日 東京 メイS
10着 (1人気) 芝1800 良 (戸崎)

2023年1月14日 中京 愛知杯(G3)
12着 (3人気) 芝2000 重 (戸崎)

 

Memo

OPクラスにあがっての2戦は大きく崩れましたが、前走は積極策で道中2番手と変わり身を見せましたね。

この馬は1800~2000mで実績を残しており距離はベスト、あまり人気がなければ馬券的には狙いたい1頭です。

 

データ分析

過去10年データ、当該コースデータからレース傾向をまとめました。

 

過去10年データ

本レースの過去10年データ(2013~2022年)傾向は以下のとおりです。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠0-2-1-100.0%15.4%23.1%
2枠0-3-1-100.0%21.4%28.6%
3枠0-2-1-120.0%13.3%20.0%
4枠6-0-0-1233.3%33.3%33.3%
5枠0-0-2-150.0%0.0%11.8%
6枠0-1-0-180.0%5.3%5.3%
7枠2-0-1-1710.0%10.0%15.0%
8枠2-2-4-139.5%19.0%38.1%

4枠の6勝は偶発的なものを少し感じますが、複勝率は26.7%で内枠が優秀。ただし、枠単体で見ると8枠が抜けており、内外の有利不利を語るのは難しい気もします。

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ1-0-0-109.1%9.1%9.1%
先行3-3-3-2110.0%20.0%30.0%
差し1-6-4-461.8%12.3%19.3%
追込5-1-3-3012.8%15.4%23.1%

まず目を引くのは、追込馬が5勝。前週に同じ舞台で行われる毎日王冠は逃げが好成績をおさめていましたが、本レースではそういった傾向は見られないのも面白いですね。

 

人気着別度数勝率連対率複勝率
11-4-1-410.0%50.0%60.0%
2~31-2-4-135.0%15.0%35.0%
4~65-3-1-2116.7%26.7%30.0%
7~91-1-4-233.4%6.9%20.7%
10~2-0-0-464.2%4.2%4.2%

勝率・連対率では上位と下位人気が逆転しているところもありますが、複勝率は上位人気ほどよくなる一般的なデータであり、これといった強い傾向はないです。

 

年齢着別度数勝率連対率複勝率
3歳0-0-1-10.0%0.0%50.0%
4歳5-5-5-409.1%18.2%27.3%
5歳5-4-2-508.2%14.8%18.0%
6歳0-1-2-140.0%5.9%17.6%
7上0-0-0-20.0%0.0%0.0%

過去10年の1~3着30頭中、実に26頭を4~5歳馬が占めますが、出走馬の大多数もこの世代となっているので、プラス要素とは捉えないでおきたいと思います。

 

前走レース名

  • クイーンS(G3):3-3-3-22/31
  • 関屋記念(G3):1-3-1-3/8
  • 札幌記念(G2):1-1-1-6/9
  • ヴィクトリアM(G1):0-0-3-12/15
  • オータムH(G3):0-0-1-8/9
  • マーメイドS(G3):0-0-0-11/11

頭数は8頭しかいませんが、関屋記念(G3)組が連対率50.0%・複勝率62.5%とかなり優秀。該当馬がいれば強気に狙ってみるのもアリかもです。

 

前走着順

  • 1着:4-2-1-17/24
  • 2着:3-0-1-12/16
  • 3着:0-2-1-10/13
  • 4着:0-2-2-6/10
  • 5着:1-1-0-9/11
  • 6~9着:1-3-4-29/37
  • 10着~:1-0-1-24/26

勝率は前走1着(16.7%)・2着(18.8%)が良い成績です。ただ、連対率・複勝率ではこれといった傾向はないので、勝率だけ頭の片隅に入れておくレベルで良いでしょう。

 

当該コースデータ

2022年以降のレース結果(東京・芝1800m)を対象にデータを抽出しました。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠8-8-12-956.5%13.0%22.8%
2枠13-12-4-10010.1%19.4%22.5%
3枠13-9-9-1029.8%16.5%23.3%
4枠12-16-4-1098.5%19.9%22.7%
5枠7-17-17-1104.6%15.9%27.2%
6枠12-8-11-1237.8%13.0%20.1%
7枠10-10-17-1296.0%12.0%22.3%
8枠14-9-15-1417.8%12.8%21.2%

過去データとは異なり、複勝率は内枠(1-4)22.8%・外枠(5-8)22.6%とほぼイーブン。枠による距離ロスまで考えると、外枠の方が強いのかなという印象を持ってます。

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ17-7-5-7516.3%23.1%27.9%
先行33-30-32-20311.1%21.1%31.9%
差し33-42-39-3027.9%18.0%27.4%
追込6-10-12-3261.7%4.5%7.9%
捲り0-0-1-30.0%0.0%25.0%

コチラも過去データとは異なり、複勝率は逃げ/先行30.8%とリード。過去データとコースデータ傾向がここまで違うと、少しデータ自体の信頼度を下げざるを得ないですね・・

 

騎手着別度数勝率連対率複勝率
Cルメ11-17-9-2617.5%44.4%58.7%
戸崎10-8-9-3915.2%27.3%40.9%
レーン10-3-3-1137.0%48.1%59.3%
Mデム6-3-4-2416.2%24.3%35.1%
菅原明4-7-2-338.7%23.9%28.3%

ルメール騎手はプレサージュリフト、戸崎騎手はライラック、Mデムーロ騎手はディヴィーナ、菅原明騎手はストーリアに騎乗予定。

 

厩舎着別度数勝率連対率複勝率
10-2-3-941.7%50.0%62.5%
宮田9-3-6-1230.0%40.0%60.0%
国枝5-10-5-2211.9%35.7%47.6%
木村哲4-5-2-1019.0%42.9%52.4%
田中博4-2-1-533.3%50.0%58.3%

国枝厩舎からエリカヴィータ・フィアスプライド、木村哲厩舎からプレサージュリフトが出走予定。

 

レース予想

JRAホームページで馬場情報を見ると金曜時点では良発表、土曜は晴れ予想なので良馬場での開催となるでしょう。

また、馬場状態は先週、雨の中で競馬を施行したことにより、2週目にしては内が荒れております。ただし、軽微な傷みなので、内がまだまだ伸びる馬場傾向だと思います。

 

続いては展開予想に入りますが、出走馬13頭のうち近4走で逃げた馬が1頭もいません。

よって、スタートが良い馬が押し出される形で逃げるかなと推測しますので、ペースはスロー濃厚だと考えています。

 

予想印

◎:⑤ルージュエヴァイユ
〇:①コスタボニータ
▲:⑦ディヴィーナ
△:⑥プレサージュリフト

 

本命はルージュエヴァイユ。

データ的には前走1~2着の勝率が良いことがプラス要素。また、1800m重賞で連対実績がある点を上位評価しました。

 

対抗はコスタボニータ。

過去データの複勝率は内枠が優秀です。1枠でロスのない競馬ができそうな点と重賞での安定感を評価しました。

 

3番手はディヴィーナ。

距離延長は不安な面もありますが、データ分析では関屋記念組が優秀だったので、印を付けざるを得ないとの判断です。

 

そして、4番手評価はプレサージュリフト。

この馬も不安要素が大きいですが、ルメール騎手&木村哲厩舎の良績と東京コースは走るので、買い目には入れたいと思います。

 

yokodabi

今週の無料情報

10/14(月) 府中牝馬S(G2)

的中実績

9/29(日) スプリンターズS(G1) 1,196,280円
(3連単 24点×400円=計9600円)

-重賞レース2023