【チャンピオンズカップ2023】注目馬・データ分析・レース予想

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1995年に中央・地方の交流が飛躍的に拡大され、ダート競走で活躍した馬がドバイやアメリカへと挑戦するようになりました。これにより、芝のジャパンCと並ぶ国際競走をダートでも開催という声が高まり、2000年にジャパンカップダートが創設。

その後、2014年に中京競馬場のダート1800mを舞台を移され、名称もチャンピオンズカップへリニューアルされました。

 

出走馬・騎手

出走馬

馬名性齢騎手
1メイクアリープ牡4幸英明
2メイショウハリオ牡6浜中俊
3ジオグリフ牡4ビュイック
4テーオーケインズ牡6松山
5ドゥラエレーデ牡3ムルザバ
6グロリアムンディ牡5ルメール
7ウィルソンテソーロ牡4原優介
8アーテルアストレア牝4横山武
9クラウンプライド牡4川田
10ノットゥルノ牡4松若
11ハギノアレグリアス牡6岩田望
12セラフィックコール牡3Mデム
13ケイアイシェルビー牡5藤懸
14アイコンテーラー牝5モレイラ
15レモンポップ牡5坂井瑠

 

注目馬

本レースの出走予定馬の中から、主な注目馬をピックアップしました。

 

レモンポップ

レモンポップ(牡5)
田中博厩舎(美浦)、ゴドルフィン

2023年10月9日 盛岡 MCS南部杯(Jpn1)
1着 ダ1600 稍重 14頭 (坂井瑠)

2023年3月25日 ア首 ドバイGS(G1)
10着 ダ1200 良 14頭 (坂井瑠)

2023年2月19日 東京 フェブラリーS(G1)
1着 (1人気) ダ1600 良 (坂井瑠)

 

Memo

国内では12戦9勝(2着3回)のパーフェクト連対、前走は2着に2.0秒差の大差勝ちと充実期に入った1頭だと感じます。

ただ、これまでの実績は1400~1600m、1ハロン伸びて同じパフォーマンスが出せるかが最大の注目点だでしょう。

 

メイショウハリオ

メイショウハリオ(牡6)
岡田稲厩舎(栗東)、松本好雄

2023年11月3日 大井 JBCC(Jpn1)
4着 ダ2000 良 10頭 (浜中)

2023年6月28日 大井 帝王賞(Jpn1)
1着 ダ2000 良 12頭 (浜中)

2023年5月4日 船橋 かしわ記念(Jpn1)
1着 ダ1600 良 13頭 (浜中)

 

Memo

今年のかしわ記念と帝王賞を連勝し、3つ目のタイトルを獲得、6歳シーズンもダート界を牽引する1頭と言えるでしょう。

フェブラリーS(G1)3着と中央での実績もありますし、前走は敗れましたが、巻き返しの期待大だと考えています。

 

テーオーケインズ

テーオーケインズ(牡6)
高柳厩舎(栗東)、小笹公也

2023年11月3日 大井 JBCC(Jpn1)
3着 ダ2000 良 10頭 (松山)

2023年6月28日 大井 帝王賞(Jpn1)
3着 ダ2000 良 12頭 (松山)

2023年3月25日 ア首 ドバイWC(G1)
4着 ダ2000 良 15頭 (マーフィー)

 

Memo

2021年の本レースを6馬身差で圧勝し、その年にJRA最優秀ダートホースに選ばれたかつての絶対王者。

ただ、昨年4着に敗れてから通算5戦して勝ち星なし、少し陰りが見えてきている点は気になりますね。

 

クラウンプライド

クラウンプライド(牡4)
新谷厩舎(栗東)、吉田照哉

2023年9月10日 韓国 コリアC(G3)
1着 ダ1800 良 14頭 (川田)

2023年6月28日 大井 帝王賞(Jpn1)
2着 ダ2000 良 12頭 (川田)

2023年3月25日 ア首 ドバイWC(G1)
5着 ダ2000 良 15頭 (レーン)

 

Memo

今年はサウジC(G1)、ドバイワールドC(G1)と海外遠征をしてともに5着、前走はコリアCを勝利しました。

国内では4戦連続2着と勝ち星には恵まれないものの、堅実な走りをしており、馬券の軸には最適かもしれません。

 

データ分析

過去10年データ、当該コースデータからレース傾向をまとめました。

 

過去10年データ

本レースの過去10年データ(2013~2022年)傾向は以下のとおりです。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠0-2-2-140.0%11.1%22.2%
2枠2-2-2-1410.0%20.0%30.0%
3枠3-0-2-1515.0%15.0%25.0%
4枠1-1-0-185.0%10.0%10.0%
5枠2-1-1-1610.0%15.0%20.0%
6枠2-1-2-1510.0%15.0%25.0%
7枠0-3-1-160.0%15.0%20.0%
8枠0-0-0-190.0%0.0%0.0%

複勝率は内枠(1~4)が21.8%・外枠(5~8)が16.5%と内枠有利。枠単体で見ると、8枠が馬券内が1頭もおらず、少し割り引きが必要かもです。

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ0-0-3-80.0%0.0%27.3%
先行4-4-5-2510.5%21.1%34.2%
差し4-3-1-497.0%12.3%14.0%
追込2-3-1-453.9%9.8%11.8%

ダートレースは基本的には前有利の傾向ですが、逃げ馬が2着以内が1度もないことは頭の片隅に入れておきたいですね~。

 

人気着別度数勝率連対率複勝率
12-3-1-420.0%50.0%60.0%
2~34-3-3-1020.0%35.0%50.0%
4~62-2-2-246.7%13.3%20.0%
7~91-2-1-263.3%10.0%13.3%
10~1-0-3-631.5%1.5%6.0%

主だった傾向はありません。人気上位ほど成績が良くなっており、穴軸はあまりオススメできないです。

 

年齢着別度数勝率連対率複勝率
3歳2-2-1-1311.1%22.2%27.8%
4歳2-0-2-325.6%5.6%11.1%
5歳4-2-3-2711.1%16.7%25.0%
6歳2-4-2-265.9%17.6%23.5%
7上0-2-2-290.0%6.1%12.1%

他レースと比較すると、4歳馬の成績が不振でその分6歳~7歳が良く、6歳以上でも割り引きする必要はなさそうです。

 

前走レース名

  • JBCクラシック(Jpn1):4-4-3-31/42
  • 武蔵野S(G3):1-2-0-24/27
  • みやこS(G3):0-2-4-33/39
  • マイル南部杯(Jpn1):2-2-1-6/11

JBCクラシックが最多11頭の馬券内となっていますが、連対率36.4%・複勝率45.5%を誇るマイル南部杯が少頭数ですがオススメしたいです。

 

前走着順

  • 1着:4-3-2-32/41
  • 2着:1-2-2-11/16
  • 3着:2-3-2-15/22
  • 4着:2-0-1-12/15
  • 5着:1-0-0-16/17
  • 6~9着:0-2-1-23/26
  • 10着~:0-0-2-18/20

複勝率30%を超えているのは前走2~3着馬、連対率/複勝率ともに1着馬を超えているので、少し注目しておこうと思います。

 

当該コースデータ

2023年以降のレース結果(中京・ダ1800m)を対象にデータを抽出しました。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠1-8-1-741.2%10.7%11.9%
2枠6-11-10-686.3%17.9%28.4%
3枠11-7-9-7311.0%18.0%27.0%
4枠6-8-10-825.7%13.2%22.6%
5枠10-9-9-858.8%16.8%24.8%
6枠10-5-12-918.5%12.7%22.9%
7枠7-9-6-975.9%13.4%18.5%
8枠13-7-7-9210.9%16.8%22.7%

複勝率で見ると内枠(1-4)22.9%・外枠(5-8)22.2%とほぼイーブン。枠単体では2~3枠の馬に注目したいと考えています。

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ17-6-7-4423.0%31.1%40.5%
先行30-27-25-11914.9%28.4%40.8%
差し12-26-19-2573.8%12.1%18.2%
追込5-3-13-2332.0%3.1%8.3%
捲り0-2-0-70.0%22.2%22.2%

複勝率で逃げ40.5%・先行40.8%でともに40%オーバー。ダート戦の基本的な傾向である前有利のデータが顕著に表れていると言えそうです。

 

騎手着別度数勝率連対率複勝率
松山7-0-7-2418.4%18.4%36.8%
川田5-9-3-423.8%66.7%81.0%
菱田4-1-1-1519.0%23.8%28.6%
鮫島駿3-4-2-1711.5%26.9%34.6%
坂井瑠3-3-1-2110.7%21.4%25.0%

松山騎手はテーオーケインズ、川田騎手はクラウンプライド、坂井瑠騎手はレモンポップに騎乗予定。

 

厩舎着別度数勝率連対率複勝率
浜田4-2-0-926.7%40.0%40.0%
橋口慎4-0-0-0100%100%100%
野中3-1-0-630.0%40.0%40.0%
松永昌3-0-1-630.0%30.0%40.0%
高野2-4-3-613.3%40.0%60.0%

橋口慎厩舎からアーテルアストレア、野中厩舎からプロミストウォリアが出走予定。

 

馬場傾向・展開予想

当日の馬場傾向、及び、レースの展開を予想します。

 

馬場傾向

天候
晴れ

馬場

土曜のレースは全て良馬場で行われました。当日の中京競馬場の天気予報は晴れなので、日曜も引き続き良馬場での開催となるでしょう。

馬場傾向に関しては、土曜のダートレースの結果を見た印象では脚質的にフラットだと感じました。

 

ダートは総じて前有利になりますが、中京は直線が410.7mもありますし、土曜7Rは差し馬でのワンツー決着だったので、直線で差し切るようなレース展開も十分に考えられます。

 

展開予想

逃げ:⑤
先行:①⑨⑭⑮
差し:③④⑥⑦⑩⑪⑬
追込:②⑧⑫

明確な逃げ馬が不在なので、展開予想が難しい面もありますが、比較的に内に入った⑤ドゥラエレーデが先手を取ると予想します。

人気どころでは⑨クラウンプライド⑮レモンポップが先行し、⑫セラフィックコールは後方からになるかと。

 

ペースに関しては、あまり速くはなりそうにないので、平均的なラップで流れると見ています。そうなると後ろからでは厳しいので、4コーナーではある程度前に位置しておく必要があるのではないでしょうか!?

 

レース予想

これまでの内容を踏まえ、本レースの最終見解を発表します。

 

予想印

◎:⑪ハギノアレグリアス
〇:⑨クラウンプライド
▲:②メイショウハリオ
△:⑥グロリアムンディ

 

本命はハギノアレグリアス。差し馬としては内で包まれる可能性が低く、外過ぎない好枠に入ったと思います。

長期休養があったため、6歳ですが今回でまだ16戦目。今年に入ってメキメキ力を付けた印象なので、この勢いでG1制覇を期待します!

 

対抗はクラウンプライド。4歳以降、国内では4戦して勝ち星には恵まれないものの、全て2着と安定感は抜群。

海外遠征明けの分、2番手評価としましたが、先行馬+川田騎手と安心感が凄く、直線で先に抜け出し押し切りも十分考えられます。

 

3番手はメイショウハリオ。今年はJpn1を2勝してますが、前日時点では6番人気と思ったより低評価の印象。

ただ、出遅れがある馬で内枠を引いたので、内で包まれる or 大外に出してロスの危険性を考え、ここまでの評価としました。

 

最後に中穴狙いでグロリアムンディ

⑭アイコンテーラーと迷いましたが、8枠は過去10年で馬券内ゼロなので、コチラを4番手評価とします。

 

また、馬券妙味が薄い+以下の理由で無印にした人気上位馬について、軽く触れます。

④テーオーケインズ
全盛期ほどの勢いはない

⑫セラフィックコール
このメンバで大外一気の競馬は分が悪い

⑮レモンポップ
初距離で延長+大外

 

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