【競馬】エージェント制度|JRAが改革に乗り出した内容とは!?

この記事はアフィリエイト広告を利用しています

注目の重賞レース

1

2024/11/24(日)、ジャパンカップ(G1・芝2400m)が東京競馬場で開催。 データ分析結果 ...

2

2024/12/1(日)、チャンピオンズカップ(G1・ダ1800m)が中京競馬場で開催。 データ分析 ...

JRAがエージェント制度を改革しようとしているニュースが飛び込んできました。

 

本記事では、始めにエージェントとは何か、その利点と問題点について解説します。

そして、最後にエージェント制度の改革内容をお伝えします。

 

エージェント制度

エージェントとは呼称で、正式には「騎乗依頼仲介者」と言います。

 

騎手への騎乗依頼を本人に代わって受け付ける人のことを指し、JRAへの届け出が必要です。

現制度で1名のエージェントが担当できる騎手の数は、3名+若手騎手1名と制限があります。

 

利点(メリット)

まずは、騎手側のメリットとして、騎乗依頼の管理を仲介人の任せることができます。

よって、負担が減るため、レースに集中することができます。

 

本制度の先駆けは岡部騎手と言われておりますが、レースに集中したい理由から始まったそうです。

 

次に調教師/馬主側のメリットは、エージェントが担当する騎手内で調整ができる点です。

よって、調教師/馬主が意図する騎手に、騎乗してもらえます。

 

例を挙げるとすれば、ルメール騎手と浜中騎手は同じエージェントになります。

よって、ルメール騎手に先約があっても、浜中騎手が騎乗してくれます。

 

ルメール騎手に断られた時点でリーディング上位の騎手が埋まっていたら、大変ですね。

リーディング下位の騎手が騎乗することになれば、馬主からの信頼が落ちる可能性もあるでしょう。

 

問題点(デメリット)

力のあるエージェントに強い馬の騎乗依頼が集中する傾向にあります。

他のエージェントと契約している騎手には、有力馬が回って来ない点が挙げられます。

 

2015年9月に突然引退した藤田騎手が本制度の弊害を訴え、にわかに注目を浴びました。

また、何人かの騎手だけに騎乗依頼が集まり、騎乗経験の少ない若手が育たないという懸念もあります。

 

neos

今週の無料情報

11/24(日) ジャパンC(G1)

的中実績

11/10(日) エリザベス女王杯(G1) 1,112,400円
(3連単 24点×400円=計9600円)

騎乗依頼仲介者一覧

主にリーディング上位騎手について、エージェント一覧をまとめてみました。

 

井上 政行 (競馬ブック)
デムーロ、川田将雅

豊沢 信夫 (競馬二ホン)
ルメール、浜中俊、城戸義政

櫻井 眞人 (優馬)
和田竜二、松山弘平、松若風馬、森裕太朗

坂倉 和智 (優馬)
田辺裕信

武山 修司 (デイリー馬三郎)
三浦皇成、吉田隼人、木幡育也

小原 靖博 (元競馬ブック)
福永祐一、岩田康成、四位洋文

平林 雅芳 (元ホースニュース)
武豊

橋本 貞男 (元ホースニュース)
幸英明、秋山真一郎、菱田裕二、義英真

中村 剛士 (元地方騎手)
戸崎圭太、内田博幸

 

黄枠で囲ったエージェントは競馬専門紙のトラックマンであり、兼業していることになります。

 

制度改革の内容とは!?

改革の主内容は、エージェントと専門紙トラックマンの兼業を禁じることです。

新たな規約でエージェントとなった者には、馬券購入が禁止となる予定。

 

厩舎関係者と同等の情報が入ってくる立場なので、馬券の購入は公正でないのが理由だそうです。

規約が成立すれば、兼業者はエージェントかトラックマンを辞めなければなりません。

 

ただし、課題も多く残っています。

エージェントだけの収入では生活できず、辞める人が続出すると懸念されております。

 

エージェントの取り分はだいたい、騎手の賞金の5%が相場とされているようです。

仮に騎手の年収が2000万円としたら、100万円では十分な収入とは言えませんよね・・

 

oyayubi

今週の無料情報

11/24(日) ジャパンC(G1)

的中実績

11/10(日) 福島記念(G3) 500,240円
(3連単 12点×400円=計4800円)

-競馬情報