【短期免許制度】2017年から外国人騎手の成績基準・期間を見直し

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JRAから外国人騎手の短期免許制度を見直すことが発表されました。

本制度は1994年にJRA所属騎手の技術向上を目的として導入され、一定の成果が得られました。

 

しかし、近年はJRA所属騎手を取り巻く環境が変化しております。

また、外国人騎手が制裁を受けるケースがあったため、現行制度を変更することになったようです。

 

短期免許制度の見直し

主な変更点は以下のとおりです。

 

成績基準(母国でのリーディング順位)

北米:5位以内(現行は30位以内)
英仏:5位以内(現行は10位以内)
豪州:3位以内
アイルランド:3位以内

なお、秋季G1の4競走の褒賞金対象となる「指定外国競走」54レースを通算で、2勝以上していれば順位に関係なく取得可能。

 

免許期間

新規申請者/騎乗停止処分を1回受けた騎手、及び、制裁点数が15点を超えた騎手は、翌年の期間が2か月以内に制限される。

 

これまでは、一律3カ月以内。

なお、人数の「同時期に5人以内」については変更されない。

 

新基準に照らすと、2003年以降に免許を交付した延べ193人のうち、半数近くが対象外となる模様。

 

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3/24(日) 高松宮記念(G1)

的中実績

3/9(土) 中京スポーツ杯 690,120円
(3連単 600円×9点=計5400円)

JRA所属騎手を取り巻く環境

2つのデータを載せてみました。

青字は地方→JRAに移籍した騎手、赤字は外国→JRAに移籍した騎手、及び、外国人騎手。

 

2015年 秋G1

日付レース名勝利馬勝利騎手
10/4スプリンターズSストレイトガール戸崎圭太
10/18秋華賞ミッキークイーン浜中俊
10/25菊花賞キタサンブラック北村宏司
11/1天皇賞(秋)ラブリーデイ浜中俊
11/15エリザベス女王杯マリアライト蛯名正義
11/22マイルCSモーリスR.ムーア
11/29ジャパンCショウナンパンドラ池添謙一
12/6チャンピオンズCサンビスタM.デムーロ
12/13阪神JFメジャーエンブレムC.ルメール
12/20朝日杯FSリオンディーズM.デムーロ
12/27有馬記念ゴールドアクター吉田隼人

 

騎手リーディング順位(2016/5/15現在)

順位騎手名勝利数勝率
1C.ルメール700.213
2戸崎圭太680.178
3M.デムーロ600.208
4川田将雅510.172
5岩田康誠380.104
6内田博幸350.095
7蛯名正義340.115
8武豊320.119
9田辺裕信320.110
10福永祐一320.144

 

各データともJRA所属の生え抜き騎手は半数くらいの割合になっております。

特にリーディング5位までに入っているのは、4位の川田騎手のみとなっています。

 

話は少し逸れますが、ジャパンCは毎年外国馬が勝ち、NHKマイルCは出走馬のほとんどがマル外のような時代もありました。

 

しかし、生産者や調教師などの競馬関係者の努力で、近年は日本馬が外国のレースで勝利。

また、国際レーティングで上位に入ったりするなど、外国馬と日本馬の実力差はなくなりました。

 

国外でも通用する競走馬と騎手がいることは、日本競馬の発展には欠かせないと考えております。

一方、若手騎手はG1レースでは騎乗機会すら与えられないのが現状だと思います。

 

JRAは若手騎手の育成に力を注がないと、生え抜き騎手以外でリーディング10位まで独占される日が近い将来やってくるのかもしれません。

 

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