【武蔵野ステークス2023】注目馬・データ分析・レース予想

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1996年に新設された重賞で、当初は5月に東京ダ2100mで行われていました。2000年にダート競走体系の整備が進められ、開催時期を秋に移動、距離をダ1600mに短縮されました。

2014年から優勝馬にチャンピオンズCの優先出走権が与えられています。

 

出走馬・騎手

出走馬

馬名性齢騎手
1ペリエール牡3ルメール
2ベルダーイメル牡6柴田善
3ドライスタウト牡4横山武
4タガノビューティー牡6石橋脩
5セキフウ牡4藤岡佑
6ライラボンド牡4永野猛
7タイセイサムソン牡5横山和
8ヘリオスセ7菅原明
9マルモリスペシャル牡4北村宏
10ケイアイシェルビー牡5藤懸
11メイショウウズマサ牡7岩田康
12レッドルゼル牡7横山典
13ステラヴェローチェ牡5Mデム
14ヴァルツァーシャル牡4三浦
15カテドラル牡7田辺
16ペースセッティング牡3団野

 

注目馬

本レースの出走予定馬の中から、主な注目馬をピックアップしました。

 

ドライスタウト

ドライスタウト(牡4)
牧浦厩舎(栗東)、YGGホースクラブ

2023年9月20日 浦和 オーバルSP(Jpn3)
1着 ダ1400 不良 10頭 (戸崎)

2023年5月2日 名古屋 かきつばた記念(Jpn3)
2着 ダ1500 良 12頭 (戸崎)

2023年2月19日 東京 フェブラリーS(G1)
4着 (2人気) ダ1600 良 (戸崎)

 

Memo

2歳時に3連勝で全日本2歳優駿を勝利、これまでの成績は9戦5勝(5-2-0-2)、5着以下は0回と抜群の安定感を誇ります。

1600mはギリこなせそうですが、直線の長い東京コースだと怪しい気もするので、半信半疑という言葉がピッタリかもしれません。

 

ペリエール

ペリエール(牡3)
黒岩厩舎(美浦)、長谷川祐司

2023年10月9日 東京 グリーンCC(L)
3着 (1人気) ダ1600 不良 (ルメール)

2023年6月18日 東京 ユニコーンS(G3)
1着 (1人気) ダ1600 良 (ルメール)

2023年3月25日 ア首 UAEダービー(G2)
4着 ダ1900 良 13頭 (マーフィー)

 

Memo

前走は道中2番手と思ったより前の位置になって影響もあってか、3着と人気を裏切る形となりました。

休み明けに加えて古馬との初対戦、悲観する内容でもないと思いますので、あらためて注目したい1頭です。

 

セキフウ

セキフウ(牡4)
武幸厩舎(栗東)、中辻明

2023年9月27日 船橋 日本テレビ盃(Jpn2)
4着 ダ1800 良 11頭 (戸崎)

2023年8月6日 札幌 エルムS(G3)
1着 (6人気) ダ1700 不良 (武豊)

2023年7月8日 函館 マリーンS
3着 (2人気) ダ1700 良 (ルメール)

 

Memo

前々走のエルムSで重賞初制覇、前走は相手も強かったですし、4歳春頃の低迷期を乗り越えた印象もあります。

ただし、5月からコンスタントに使われ、今回で6戦目となるので、少し疲労的な面で心配点があるのは確かです。

 

タガノビューティー

タガノビューティー(牡6)
西園厩舎(栗東)、八木良司

2023年10月9日 盛岡 MCS南部杯(Jpn1)
4着 ダ1600 稍重 14頭 (石橋脩)

2023年7月9日 中京 プロキオンS(G3)
14着 (3人気) ダ1400 稍重 (石橋脩)

2023年5月4日 船橋 かしわ記念(Jpn1)
2着 ダ1600 良 13頭 (石橋脩)

 

Memo

6歳で31戦を消化してますが、上がり3位以内に入らなかったのはわずか4戦のみ、堅実な末脚に定評があります。

これまでの最高成績はOPレースの3勝、重賞勝ちがないので、念願の初重賞制覇をそろそろ飾りたいですね~!

 

データ分析

過去10年データ、当該コースデータからレース傾向をまとめました。

 

過去10年データ

本レースの過去10年データ(2013~2022年)傾向は以下のとおりです。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠0-1-0-180.0%5.3%5.3%
2枠1-2-2-145.3%15.8%26.3%
3枠2-0-0-1810.0%10.0%10.0%
4枠1-2-4-135.0%15.0%35.0%
5枠0-2-1-170.0%10.0%15.0%
6枠4-1-1-1420.0%25.0%30.0%
7枠1-1-1-175.0%10.0%15.0%
8枠1-1-1-175.0%10.0%15.0%

複勝率では内枠(1-4)19.2%に対し、外枠(5-8)18.8%とほぼイーブン。枠ごとに見ると、極端な内外よりは真ん中の枠が好成績と言ったところでしょうか。

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ1-0-1-810.0%10.0%20.0%
先行1-4-4-262.9%14.3%25.7%
差し4-5-2-566.0%13.4%16.4%
追込4-1-3-388.7%10.9%17.4%

差しが4勝・追込が4勝、これだけ見ても他のダート重賞とは異色を感じ、道中後ろからでも直線差し切りがある点をおさえておきたいです。

 

人気着別度数勝率連対率複勝率
12-2-1-520.0%40.0%50.0%
2~34-3-1-1220.0%35.0%40.0%
4~61-1-2-263.3%6.7%13.3%
7~93-3-3-2110.0%20.0%30.0%
10~0-1-3-640.0%1.5%5.9%

上位人気はまずまず、注目したいのは7~9番人気が好成績。こうなると、少し穴馬も狙ってみてはいかがでしょうか?!

 

年齢着別度数勝率連対率複勝率
3歳1-2-2-145.3%15.8%26.3%
4歳1-2-2-204.0%12.0%20.0%
5歳3-4-3-386.3%14.6%20.8%
6歳4-1-2-2512.5%15.6%21.9%
7上1-1-1-312.9%5.9%8.8%

芝の重賞とは異なり、ダートは6歳以上でも好成績をおさめています。ダート界はあまり世代交代が進まない印象もありますね・・

 

前走レース名

  • 南部杯(Jpn1):2-3-0-12/17
  • シリウスS(G3):0-2-0-8/10
  • エルムS(G3):0-0-2-8/10
  • グリーンCC:3-0-3-22/28

重賞では南部杯(Jpn1)組、あとリステッド競走になりますが、グリーンチャンネルC組が勝率10%超えで良さそう。

 

前走着順

  • 1着:5-2-2-29/38
  • 2着:1-1-2-13/17
  • 3着:3-3-0-12/18
  • 4着:1-0-2-13/16
  • 5着:0-1-2-7/10
  • 6~9着:0-3-2-29/34
  • 10着~:0-0-0-24/24

前走10着以下からの馬券内はゼロ。惜敗くらいなら良いですが、大敗した馬は馬券対象から外した方が良いかと思います。

 

当該コースデータ

2023年以降のレース結果(東京・ダ1600m)を対象にデータを抽出しました。

 

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠8-10-6-1365.0%11.3%15.0%
2枠11-11-7-1406.5%13.0%17.2%
3枠9-7-12-1475.1%9.1%16.0%
4枠10-12-9-1485.6%12.3%17.3%
5枠12-13-16-1426.6%13.7%22.4%
6枠13-13-18-1417.0%14.1%23.8%
7枠16-10-14-1498.5%13.8%21.2%
8枠16-19-13-1408.5%18.6%25.5%

複勝率を見ると内枠(1-4)16.4%・外枠(5-8)23.2%となっています。芝コースからのスタートが影響しているかは不明ですが、内枠の人気馬よりも外枠の穴馬を狙いたくなりますね~!

 

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ11-13-10-6111.6%25.3%35.8%
先行49-39-38-21414.4%25.9%37.1%
差し27-35-35-4375.1%11.6%18.2%
追込8-8-12-4291.8%3.5%6.1%

脚質データはダートコースに一般的に見られる傾向であり、逃げ・先行の複勝率が良く、30%を超える成績となっております。

 

騎手着別度数勝率連対率複勝率
Cルメ12-7-4-2425.5%40.4%48.9%
横山武8-1-3-2919.5%22.0%29.3%
横山和6-2-3-2516.7%22.2%30.6%
戸崎5-8-6-428.2%21.3%31.1%
吉田豊5-2-1-3013.2%18.4%21.1%

ルメール騎手はペリエール、横山武騎手はドライスタウト、横山和騎手はタイセイサムソンに騎乗予定。

 

厩舎着別度数勝率連対率複勝率
田中博6-2-1-1327.3%36.4%40.9%
斎藤誠4-2-3-2013.8%20.7%31.0%
久保田4-0-2-1123.5%23.5%35.3%
稲垣3-5-1-1115.0%40.0%45.0%
手塚3-4-3-1412.5%29.2%41.7%

上記の厩舎から出走予定馬はいないようです。

 

レース予想

データ分析を踏まえ、本レースの最終見解を発表します。

 

予想印

◎:④タガノビューティー
〇:⑯ペースセッティング
▲:⑤セキフウ
△:②ベルダーイメル

 

本命はタガノビューティー。

追込が届くレースですし、南部杯組は過去データで好成績。重賞を勝つチャンスがあるとすればここしかないと思い1番手評価にしました。

 

対抗はペースセッティング。

コースデータでは外枠が好走。前走同様に芝スタートなので、多少出遅れても二の足で巻き返すチャンスあり。何より前走は初ダートで完勝だったことが高評価です。

 

3番手はセキフウ。

直線の末脚は確かなものを持ってますし、近走は安定感もありますね。この人気なら買わない手はないかと思います。

 

最後に穴でベルダーイメルをおさえに。

前走のグリーンCC組では最先着、1枠は過去データでは不振ですが、経済コースをロスなく通ればワンチャン上位もあるかも!?

 

-重賞レース2023