【オルフェーヴル】2度の凱旋門賞挑戦で掴みかけた栄光

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阪神大賞典での「世紀の大逸走」

凱旋門賞での「急激な斜行による失速」など、数々の逸話も存在。

 

オルフェーヴルと言えば、良くも悪くも「荒々しさ」という言葉に尽きる。

通算戦績21戦12勝。2度の大敗から覚醒・復活を遂げた戦績を振り返る。

 

戦績・総賞金

プロフィール

生年月日2008/5/14
調教師池江泰寿 (栗東)
馬主サンデーレーシング
生産者社台コーポレーション白老ファーム
獲得賞金 (中央)13億4408万円
通算戦績21戦12勝 [12-6-1-2]

 

通算戦績

日付レース名単勝オッズ (人気)着順騎手
13/12/22有馬記念(G1)1.6倍 (1人気)1着池添
13/10/06凱旋門賞(G1)2着C.スミヨン
13/09/15フォワ賞(G2)1着C.スミヨン
13/03/31産経大阪杯(G2)1.2倍 (1人気)1着池添
12/11/25ジャパンC(G1)2.0倍 (1人気)2着池添
12/10/07凱旋門賞(G1)2着C.スミヨン
12/09/16フォワ賞(G2)1着C.スミヨン
12/06/24宝塚記念(G1)3.2倍 (1人気)1着池添
12/04/29天皇賞(春)(G1)1.3倍 (1人気)11着池添
12/03/18阪神大賞典(G2)1.1倍 (1人気)2着池添
11/12/25有馬記念(G1)2.2倍 (1人気)1着池添
11/10/23菊花賞(G1)1.4倍 (1人気)1着池添
11/09/25神戸新聞杯(G2)1.7倍 (1人気)1着池添
11/05/29東京優駿(G1)3.0倍 (1人気)1着池添
11/04/24皐月賞(G1)10.8倍 (4人気)1着池添
11/03/26スプリングS(G2)4.7倍 (1人気)1着池添
11/02/06きさらぎ賞(G3)2.9倍 (2人気)3着池添
11/01/09シンザン記念(G3)10.7倍 (3人気)2着池添
10/11/13京王杯2歳S(G2)3.3倍 (1人気)10着池添
10/10/03芙蓉S(OP)2.1倍 (1人気)2着池添
10/08/14新馬3.0倍 (2人気)1着池添

 

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今週の無料情報

4/28(日) 天皇賞春(G1)

的中実績

4/13(土) 中山GJ(JG1) 508,750円
(3連単 20点×500円=計10000円)

経歴

初重賞挑戦での大敗~光が見えたトライアル勝利

全兄ドリームジャーニーと同じく、新潟競馬場でのデビューとなり、新馬戦を快勝する。

ゴール後に騎手を振り落として放馬したエピソードは、荒々しさの裏付けと言っても過言ではない。

 

続く、OP特別で2着に敗れたものの初重賞挑戦となった京王杯2歳Sでは1人気に支持される。

しかし、スタートで出遅れ、かつ、道中は引っ掛かってしまい、見せ場もなく10着に大敗する。

 

年が明けて2011年、シンザン記念2着、きさらぎ賞3着と勝ちきれない競馬が続く。

しかし、騎手はレースを通じて、折り合い面の克服などオルフェーヴルに競馬を教えていく。

 

そして、迎えたスプリングSでは、中段追走から直線早めに進出し、1着でゴール板を駆け抜けた。

 

この勝利は陣営がオルフェーヴルに2歳時の敗戦から競馬を教えてきた賜物。

であると同時に、クラシック戴冠へ光が差すものとなった。

 

覚醒!牡馬クラシック3冠達成

迎えた皐月賞当日、この時点ではオルフェーヴルのクラシック3冠など誰もが想像していなかった。

 

それを表すかのように、単勝オッズは10.8倍の4人気。

戦前の低評価を覆すかの如く、2着に3馬身差を付けて圧勝し、クラシック1冠目を獲得する。

 

そして、ダービーは不良馬場を物ともせずに快勝して、クラシック2冠達成。

暮れの2歳時の同馬とは思えないほどの覚醒を遂げた。

 

秋の初戦となった神戸新聞杯も制すと、菊花賞の単勝オッズが断トツの1.4倍。

この人気に応えて快勝し、史上7頭目の牡馬クラシック3冠馬に輝いた。

 

更に、古馬との初対決となった有馬記念にも勝利し、破竹の重賞6連勝で1年を締めくくった。

 

なお、2011年は東日本大震災が発生し、日本人全てが希望や光を失いかけた時期でもあった。

3冠馬誕生という少しでも明るい話題を作ってくれたオルフェーヴルに心から感謝したい。

 

世紀の大逸走、2度目の大敗から復活

明け4歳の初戦として、陣営は大阪杯(2000m)ではなく、阪神大賞典(3000m)を選択した。

秋の海外遠征を見据えての決断だったが、予想もしない出来事が起こる。

 

2周目の第3コーナー入口でコーナーを曲がろうとせずに逸走したのだ。

ズルズル後退したため、最悪のシナリオも想定されたが、更に予想だにしないことが起こる。

 

内側に他馬を見つけると、そこから加速して一気に捲りはじめたのだ。

直線ではあわや勝利という所まで追い詰めて2着に入線した。

 

次の天皇賞(春)でも断トツの人気(1.3倍)に支持される。

このレースでは、逸走することはなかったが、全くの精彩を欠き、11着と2度目の大敗を喫する。

 

そして、迎えた宝塚記念。

陣営は万全の態勢ではないと言っていたものの、本来の走りが戻り、見事1着でゴールする。

 

この復活により、陣営は凱旋門賞への挑戦を表明した。

 

1度目の海外遠征

フォア賞をステップに、C.スミヨンが新たなパートナーとして騎乗した。

5頭立ての少頭数であったものの、見事に海外での初勝利を挙げた。

 

そして、本番の凱旋門賞はフォア賞とは打って変わり、18頭立ての多頭数でレースが行われた。

後方追走から直線では抜群の手応えで先頭に立ち、後続を突き放した。

 

日本中の競馬ファン誰もが勝利を確信した次の瞬間、内ラチに向かって急激に斜行し失速

騎手が鞭を振るって立て直しを試みるも、ゴール直前でソレミアに交わされ2着。

 

日本馬初となる凱旋門賞勝利の栄光をあと1歩のところで掴み取ることができなかったのだ。

 

2度目の海外遠征、そしてラストラン

2013年もフォア賞をステップに凱旋門賞へ挑戦した。

前哨戦のフォア賞は快勝したが、凱旋門賞ではトレヴに5馬身差付けられて2年連続の2着となった。

 

この年の有馬記念がラストランとなり、鞍上はデビューから主戦を務めた池添騎手が手綱を取った。

レースでは早めに先頭に立ち、直線は差が開く一方で、最後は8馬身差を付けて有終の美を飾った。

 

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的中実績

4/13(土) 中山 3連単 568,900円
4/13(土) 阪神 3連単 846,050円

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